駿台学園#1秋本悠月
駿台学園が関東大会決勝の雪辱を果たす
8月6日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会7日目男子3回戦、前回準優勝の駿台学園(東京[1])が習志野(千葉)と対戦。関東のライバル校対決は駿台学園がストレートで勝利し、準々決勝進出を決めた。
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両校は6月の関東大会決勝で対戦したばかり。その際は習志野が25-23、25-17とストレート勝利で関東王者に。駿台学園としては、その借りを返したい一戦となった。
試合は駿台学園のサーブからスタート。習志野は#2吉原柊治のアタックでまず先取点を奪う。習志野は続くポイントで#5三宅雄大がライトからクロススパイクを決めてチーム初得点。その後、駿台学園は#3佐藤遥斗のサーブから #10荒井貴穂が連続得点をあげると、習志野はその#10荒井のアタックをブロックするなど、こちらもブレークに成功。序盤から互いに攻守でいいところを見せ合う。
拮抗した展開の中、駿台学園は9-10から相手のミス、#6岡田晴太のアタックで連続得点。さらに習志野のアタックを凌ぐと#3佐藤がレフトからブロックアウトを決めるなどで15-10とする。
ディフェンスから流れをつくりたい習志野だが、駿台学園#9吉田竜也のトスワークにほんろうされて自慢のブロックが機能しない。逆に、駿台学園は#10荒井が連続ブロックを決められるなどして20-14とリードを維持。
習志野は#2吉原、#9岡田拓朗らがアタックを決めるが、それがブレークにつながらない。勢いに乗る駿台学園は、#3佐藤のアタックでセットポイントを迎えると、最後は#1秋本悠月がクイックを決めて25-20でセットを先取する。
第2セット、気負いからか習志野にミスが続く。さらにアタックも駿台学園に拾われてブレークを許し、4-9と序盤からリードを許す展開。
ここでタイムアウトを取った習志野。鈴木明典監督の言葉で集中力を取り戻したか、ディフェンスがよくなり、#6岡田のクイック、#2吉原のアタックなど5連続得点して11-11とタイに戻す。その後、駿台学園の#10荒井、#5三宅、#1秋本が決めれば、習志野は#2吉原、#3小田周平、#7平野悠広が決めるなど一進一退の攻防に。
その均衡を破ったのは駿台学園。16-16から連続してブレークを奪って21-17とリードをつくる。習志野はたまらずタイムアウトを取るが、流れを変えることができなかった。駿台学園の#10荒井、#5三宅、3佐藤が連続してアタックを決めて24-20とマッチポイントを握ると、最後は習志野がサーブミス。25-20で締めて、関東大会決勝の雪辱を果たした駿台学園がベスト8進出を決めた。
駿台学園は続く準々決勝(第2試合終了60分後)で松本国際(長野)と対戦する。
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