【Photo:FIVB】
2022男子世界選手権5日目の8月30日(火)、日本(FIVBランキング8位)はリュブリャナ(スロベニア)で第1次ラウンド最終戦を戦い、キューバ(同12位)に3-1で勝利した。この結果、日本のB組2位が確定。決勝トーナメント(Round of 16)進出を決めた。
第1次ラウンドを勝ち上がった16チームで争われる決勝トーナメントは、9月3日(土)~6日(火)にリュブリャナ(スロベニア)とグリビツェ(ポーランド)で行われる。
第1次ラウンド初戦でカタールにストレートで勝利したが、続くブラジル戦では敗れた日本。同ラウンド最終戦の相手は、同じく1勝1敗のキューバ。お互いに、勝てば決勝トーナメント進出が決定する一戦となった。
第1セット、山内のサービスエースを含む3連続ポイントで6-3、中盤にも5連続ポイントを奪い14-7とリードを広げると、そのままセットを先取した。
第2セットは序盤、一進一退の攻防から西田のブロックなど3連続ポイントで11-8とするが、12-12と同点に追いつかれてしまう。そこから18-18まで交互に点を取りあったあと、20-20からキューバに連続ポイントを奪われたところでタイムアウト取るも流れは変わらず、そのままセットを奪われた。
第3セットは小野寺の連続ブロックなどで8-5と先行。15-13から髙橋のサービスエースや小野寺のブロックなどを含む6連続ポイントでリードを広げ、セットを奪取した。
第4セット、キューバのサービスエースなどで2-6とリードを奪われタイムアウトを要求、そのあと徐々に点差を詰めて13-13で同点に追いつく。一歩抜け出し、さらに17-16から連続ポイント奪うとキューバはタイムアウトを求めたが、流れは変わらずそのままセットを奪い、勝利を手にした。
■2022男子世界選手権
第1次ラウンドB組最終戦 8月30日(火)
日本(2勝1敗) 3-1 キューバ(1勝2敗)
(25-18, 21-25, 25-15, 25-19)
■日本の第1セットスターティングメンバー
小野寺、関田、石川、山内、西田、髙橋、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位3人)
西田 19得点(アタック18得点、ブロック1得点)
石川 11得点(アタック9得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
小野寺 10得点(アタック4得点、ブロック6得点)
今大会は出場24チームを4チームずつ6組のプールに分けて第1次ラウンドを戦い、勝ち上がった16チームによるトーナメント戦を行う。決勝トーナメントには第1次ラウンド各プール上位2チームと、各プール3位のうち成績上位の4チームが進出する。
■第1次ラウンドB組最終順位
1 ブラジル(3勝・ポイント8)
2 日本(2勝1敗・ポイント6)
3 キューバ(1勝2敗・ポイント4)
4 カタール(3敗・ポイント0)
■次戦
決勝トーナメント(Round of 16)
9月3日(土)~6日(火)に行われる。
開催場所、試合日・試合開始時間および対戦相手は未定(第1次ラウンド全試合終了後に決定、開催地はリュブリャナ(スロベニア)かグリビツェ(ポーランド))
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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