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春高2025

[連載④完]デンソーエアリービーズが挑む2022-23シーズン/「50年目にBEE CHAMPION」

  • SV女子
  • 2022.09.05

「今の自分に何ができるかを考えている」(横田)

 

 指揮官の思いとシンクロするように、この言葉は選手にとっても指針となって、しっかりと胸に刻まれているようだ。ルーキーの横田紗椰香は話す。

 

 「目標を定めるときに、やっぱり最終的なゴールはそこですから。チャンピオンという言葉を使うと重く感じてしまう部分もあるかもしれませんが、自分たちが目指すのはそこであり、それを大きく掲げることで、いろんなことが大切という話になりましたから。このスローガンがあることで、常に“優勝する”てっぺんを取る”という気持ちを忘れないですし、何ができるかをすごく考えることができています」

 

<活躍に期待が寄せられる横田>

 

彼女自身にとっては、22-23シーズンが初めてのリーグになる。内定選手として昨季はコートに立つ場面もあったが、新しい戦いが幕を開けようとしている。

 

 「もちろん、コートに立てるときもあれば、立てないときもある。ユニフォームを着られるときも、着られないときも出てくると思うんです。ですが、状況に応じて、自分の持てる最大の力を発揮できるように頑張りたいな、と思っています。

 

 プレー面では私が得意としているブロード攻撃を磨くことを。また、ミドルブロッカーとしては身長が低い分、しつこくブロックや攻撃に参加する選手になりたいです」

 

 チームに貢献するために、自分が目指す選手像に向かって、ステップアップを続けていく。

 

<それぞれが自分の役割を果たす>

 

>>><次ページ>「原点に立ち戻れる」

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