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春高2025

男子日本代表 フランスを追いつめるも惜敗 ベスト16で終戦

  • 日本代表
  • 2022.09.06

 

 

【Photo:FIVB】

 

 2022男子世界選手権は決勝トーナメント(Round of 16)3日目が行われた。日本(FIVBランキング7位)は現地9月5日(月)にリュブリャナ(スロベニア)でフランス(同2位)に2-3で敗れ、ベスト16で今大会を終えた。2018年に行われた前回大会は17位だった。

 

 第1次ラウンド最終戦でキューバに勝利し、自力でプールBの2位(全体11位)をつかんで決勝トーナメントに進出した日本。決勝トーナメント初戦(Round of 16)の相手は、第1次ラウンドで3勝、プールDを1位(全体5位)で勝ち上がったフランスだった。日本はネーションズリーグ(VNL)2022で2度対戦(予選ラウンドと準々決勝)し、いずれも敗れていた。最終的にフランスはVNLで優勝。昨年の東京2020オリンピックでも初優勝を飾っている。

 

 髙橋のサーブから始まったこの試合、第1セットは相手のサービスエースなど3連続失点でリードを奪われる。中盤に髙橋のサービスエースや小野寺のブロックなどで追い上げるも、終盤にフランスの連続ブロックでリードを広げられ、セットを先取された。

 第2セット、7-3とリードを奪った日本は13-12と1点差に迫られるも、ミスを誘ってフランスを引き離す。終盤、3連続失点で21-19と追い上げられるが、石川や髙橋の強打でセットを奪い返した。

 続く第3セット7-12から髙橋のブロックなどの連続ポイントで2点差に迫ると、13-16から3連続ポイントで同点に。23-24で石川がブロックを決めて、ジュースに持ち込んだが、連続失点でセットを奪われた。

 あとがなくなった日本は第4セット、10-7から連続ポイントを奪われて逆転される。しかし14-14から西田、石川などの5連続ポイントで突き離し、最後は粘るフランスにも譲らずセットを奪取した。

 ファイナルセットは序盤から一進一退の攻防。9-9からフランスのブロックなどの連続ポイントでリードを許すが、12-13から西田のブロックで同点に追いつく。そのままジュースに突入、お互いに譲らない展開となるもわずかにおよばず、熱闘の末に敗れた。

 

■2022男子世界選手権

決勝トーナメント(Round of 16) 9月5日(月)

日本(プールB2位・第1次ラウンド11位) 2-3 フランス(プールD1位・第1次ラウンド5位)

(17-25, 25-21, 24-26, 25-22, 16-18)

 

■日本の第1セットスターティングメンバー

髙橋、小野寺、関田、石川、山内、西田、リベロ山本

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

西田  31得点(アタック28得点、ブロック2得点、サーブ1得点)

石川  22得点(アタック19得点、ブロック1得点、サーブ2得点)

髙橋  11得点(アタック9得点、ブロック1得点、サーブ1得点)

 

出場24チームによる第1次ラウンドの結果、16チームが決勝トーナメントに進出。すでにスロベニアがドイツに、イタリアがキューバに、アメリカがトルコに、ポーランドがチュニジアに、そしてウクライナがオランダにそれぞれ勝利し、準々決勝進出を決めている。

 

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

 

 

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