V1男子の東京グレートベアーズがクラブビジョンおよび新ユニフォーム発表会を9月8日(木)に都内で行った。2021-22シーズンをもって活動を休止したFC東京よりチーム全体が譲渡され、22-23シーズンより参入する新チームが、いよいよ挑戦の一歩を踏み出す
「バレーボールドリーム」というクラブコンセプトと、「ひとに強さを(STRENGTH TO HUMANITY)」というクラブ理念を定め、久保田健司代表取締役は「勝利への執着心、あきらめない意思、チームワークの大切さ。商品や広告では発信できない、バレーボール、スポーツを通じてだからこそできることを発信していく」と力強く語った。
活動方針は以下の4点。
①クリエイティブインパクト
競技の楽しさや魅力を発信するべく有名アーティストらがサポートしてさまざまな角度から会場を盛り上げる。チームテーマソングは東京スカパラダイスオーケストラが担当。
②世界視野
AVCカップで日本代表の指揮を執った真保綱一郎監督、ブラジルで指導歴のあるアントニオ・マルコス・レルバッキコーチらともに、世界レベルで視野の広いクラブ運営を目指す。
③収益活動
プロクラブ化したことで、プレーの質を追求することはもちろん、SNSの発信やホームゲームの集客、スポンサーへの感謝を一人一人が自覚して取り組む。
④東京とともに
ホーム初戦、10月29日(土)の会場は東京体育館。さらに国際大会でも使用する豪華なアリーナが戦いの舞台に。またFC東京時代から取り組むバレーボール教室を継続し、ホームとの結びつきを強めていく。
久保田代表取締役は「『Never Give Up東京』を引き継ぎ選手、ファンとともにチーム一体で必ずかき回します!」と力強く宣言した。
そのあと、新ユニフオームを着用した選手たちが登壇。ホーム用のネイビーブルーのユニフォームには「夜空」「意思の強さ」、アウェー用のピンクのユニフォームには「情熱」「炎」「好奇心」のイメージを込めるとともに、イエローのデザインによる「光」「幸せ」といったコンセプトが明かされた。
この日、ファンクラブの立ち上げや、オーセンティックユニフォームの受注販売もスタート。10月22日(土)の開幕戦(対パナソニックパンサーズ)に向け、熱気が高まってきた。