世界選手権を終えた男子日本代表が帰国 石川主将「個の能力と経験が必要」
- 日本代表
- 2022.09.09
2022男子世界選手権を終え帰国した男子日本代表【写真:月刊バレーボール】
2022男子世界選手権をベスト16(最終順位12位)で戦い終えた男子日本代表が、9月8日(木)に帰国した。
予選ラウンドは8月26日(金)、初戦のカタール戦にストレートで勝利。続く28日(日)のブラジル戦では敗れたものの、30日(火)のキューバ戦では小野寺によるブロックなどの活躍もあって3-1で勝利し、決勝トーナメントに進出をした。9月5日(月)、決勝トーナメント(Round of 16)のフランス戦ではフルセットの接戦となり、日本が先にマッチポイントを迎えたが、惜しくも敗戦した。大会前の目標、ベスト8進出はならなかったが、ネーションズリーグ2022と昨年の東京オリンピック2020で優勝したフランスを相手に、勝利まであと一歩に迫る戦いを見せた。
帰国後のコメント
石川祐希主将
「目標のベスト8に届かず非常に悔しい。全員、気持ちは一緒だと思うので、来年につなげられれば。しっかりパフォーマンスを出せば、どこの国が相手でも勝負できるということはわかっている。あとはパフォーマンスを安定して発揮することと、選手一人一人の個の能力と経験が必要」
大会総得点がチーム最多の西田有志
「(ベスト16で)フランスに負けてしまったのは悔しいが、全員が次の段階にいけるような結果なので、自信をもって次に向かっていきたい。1点や1本がとても大事なので、細かいミスや目立たないようなミスも直し、一人一人のクオリティーを高めていきたい」
世界選手権に初出場した髙橋藍
「日本がつくりあげてきたところが最後はいいかたちで出せたと思う。負けてしまってとても悔しいが、ベスト8や強豪国と戦える自信を感じ取れたことは、今回の大きな収穫」
今大会をもって男子日本代表は今季の日程をすべて終了した。パリオリンピックに向けて、来シーズンも大事な勝負が控えている。
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