リベロとして出場している内瀬戸(写真はVNL2022時のもの)【Photo:FIVB】
パリオリンピックプレ大会に出場中の女子日本代表(FIVBランキング7位)は、ショーモン(フランス)で現地9月13日(火)に第3戦を戦い、フランス(同24位)に3-0で勝利した。
日本の第3戦はパリオリンピック開催国であるフランスとの対戦。相手の強烈なサーブにリベロで出場した内瀬戸が対応しながら、攻撃へつなげていく。中盤までシーソーゲームとなるが、リリーフサーバーでコートに入った宮部(愛)、佐藤、石川らがそれぞれ得点に絡み、セットを奪った。第2セットは古賀、横田らの攻撃で得点を重ね、各選手が役割を果たしてリードを広げ連取した。第3セットは島村のブロックなどでリードすると、相手ブロックの高さに対して、速さのある攻撃を仕掛けて主導権を握る。終盤にフランスの追い上げを許したが、井上の得点で再度突き放すと3連勝を決めた。
関は試合後に「アウェーの中でやりづらい部分はあったが、勝ちきれたことはとてもよかった。失点が多かったり、サーブで崩した後のディフェンスは課題が残る試合だったので、次の試合に向けて修正し、個人としてはセッターとしてコンビの精度を上げていけるように頑張っていきたい」とコメントした。
■パリオリンピックプレ大会
第3戦 9月13日(火)
日本 3-0 フランス
(25-21, 25-17, 25-20)
■日本の第1セットスターティングメンバー
井上、横田、林、古賀、島村、関、リベロ内瀬戸
■次戦
9月15日(木)現地時間14:00〜(日本時間21:00〜)
対戦相手:カナダ(FIVBランキング17位)
※記事内のFIVBランキングは9月14日現在
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