【Photo:FIVB】
フロアに3つのコートを作った「ヘルレドーム」
現在開催中の「2022女子世界選手権」は、オランダとポーランドの共催で行われている。第1次ラウンドでコロンビアとチェコに勝利し、スタートダッシュを決めた日本代表がプレーしているのは、アーネム(オランダ)にある「ヘルレドーム」という開閉式ドームスタジアムである。
1998年に開業した「ヘルレドーム」は、ふだんはサッカーチーム、フィテッセ・アーネムのホームスタジアムとなっている。興味深いのは、今回、このドーム内に3つのコートを作っているという点。オランダバレーボール連盟のインスタグラムには、3つのコートが見渡せる俯瞰の写真が投稿されている。
選手が実力を発揮するためには、会場に慣れるのも大事なこと。しかし、この巨大な会場の場合は、奥行きがあるため選手は少々苦労するようだ。実際、日本代表の古賀紗理那キャプテンは、第1次ラウンド初戦のコロンビア戦後に「1つの会場で(同時に)3つのコートを使用して試合をしており、空間の把握については今日で感覚がつかめたと思う」とコメントしている。
開幕2連勝と勢いに乗る日本代表。次戦の中国戦は、9月28日(水)の日本時間21時15分から行われる。会場にも慣れた3戦目、ぜひとも実力を遺憾なく発揮してほしい。
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