【Photo:FIVB】
約400トンもの砂が運び込まれ、“赤土”が“砂浜”に変身
9月28日(水)、ビーチバレーボールのプロツアー大会「パリ・エリート16」(9月28[水]〜10月2日[日]/パリ[フランス])が開幕し、テニス世界四大大会の一つである全仏オープン(ローランギャロス)のセンターコートで試合が行われた。
※テニス世界四大大会とは国際テニス連盟が定めた全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープンのこと
【動画】オリンピック金メダリスト、男子ノルウェー代表ペアのプレーをチェック
この全仏オープンのセンターコート「コート・フィリップ・シャトリエ」は、サーフェス(表面)が赤土で知られる、伝統のあるコート。そのローランギャロスの94年の歴史の中で、今回初めて400トンもの砂がセンターコートを覆い、ビーチバレーボールの試合が開催された。
大会初日には数千人のファンが会場に駆けつけ、オリンピックのメダリストたちが、最も有名なスポーツ会場の一つである場所で最高レベルのパフォーマンスを披露した。
初日に2勝し、昨年の東京2020オリンピックで金メダルを獲得した男子ノルウェー代表のアンダース・モル/クリスチャン・ソルム(FIVBビーチバレーランキング4位)組は、同胞の男子テニスプレーヤー、キャスパー・ルードが今年の全仏オープンで決勝に進んだことをテレビで見ていたと話し、「私たちもまず決勝に進みたい。このスタジアムでプレーできるなんて、素晴らしいことだよ。もし勝てば、もっとすごいことになる」と、今大会への意気込みを語っている。
男女トップ16ペアによって争われる今大会は、今週末10月2日(日)まで行われる。なんとも珍しい“砂浜のローランギャロス”をぜひチェックしてみてほしい。
※記事内のFIVBランキングはすべて9月26日9:00時点のもの
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