開幕戦でチステルナに敗れた石川祐希【Lega Pallavolo Serie A】
石川祐希の所属するミラノは現地時間10月2日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン開幕戦を迎え、ホームでチステルナと対戦し、0-3(22-25, 19-25, 23-25)で敗れた。
イタリア・セリエAのミラノに所属する石川の8シーズン目の戦いが幕を開けた。ミラノのスタメンは石川と対角にミラド・エバディプール(イラン)、ミドルブロッカーはアグスティン・ロセル(アルゼンチン)とマッテオ・ピアノ、セッターにパオロ・ポッロ(ともにイタリア)、オポジットはジャン・パトリ(フランス)、リベロはニコラ・ペザレージ(イタリア)。
第1セット、パトリのスパイクで先制点、石川の今季初得点は2-3の場面で、レフトから強烈なスパイクを叩き込んで記録した。しかしそのあと、中盤に相手のブロックポイントなどでリードを許し、このセットを落とした。昨季からの選手の入れ替わりが比較的少なく完成度の高いチステルナに対して、各国の代表選手も多いミラノは、合流してまだ日が浅いせいか不安定なプレーも目立ち、主導権を握ることができない。第2セットも中盤に先行を許して奪われ、あとのない第3セットは16-16からロセルのサービスエースでリードするが、ミスによる失点で流れをつかめず逆転を許す。最後はポッロのサーブがアウトとなり、開幕戦を落とした。
石川はスターティングメンバーで出場し9得点。サーブレシーブ返球率は75%(内Aパス46%)と高い数字を記録したが、サーブはミスも多く、得点につなげることができなかった。
石川祐希コメント
「開幕戦でよいスタートを切りたかったが、チステルナは非常に完成度も高く、自分たちはチャンスやサーブから流れが作れず、終始相手にリードされる展開をつくってしまったことが敗因。来週までにしっかりと修正して、次のモンツァ戦に臨みたい」
次戦、ミラノは現地時間10月8日(土)18:00【日本時間9日1:00】から、モンツァとアウェーで戦う。
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