【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァは現地時間10月9日(日)、レギュラーシーズン第2戦、昨季王者のルーベとアウェーで対戦し、3-2(25-23, 20-25, 25-20, 16-25, 15-12)で勝利した。
髙橋の所属するパドヴァは開幕節で昨季レギュラーシーズン4位のモデナから勝利。今節ではディフェンディングチャンピオンのルーベをフルセットの末に下し、2戦連続で金星をあげた。髙橋はフル出場を果たし、両チームトップの22得点をあげる活躍を見せた。
パドヴァは第1セット、終盤まで一進一退の攻防を繰り広げる。22-23から髙橋のスパイクで同点に追いつき、続くラリーでは高橋が好レシーブでつないだボールをドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)が決め、セットポイントは髙橋がレフトから決めて先取した。
第2セットは髙橋のスパイク得点でスタート。そのあとルーベの反撃にあい、イヴァン・ザイツェフのブロックや昨季までパドヴァに在籍したマティア・ボットロ(ともにイタリア)のスパイクなどでリードされて20-25で落とす。
第3セットはパドヴァがアスパルフ・アスパルホフ(ブルガリア)のサービスエースなどで5-0と大きくリードする。終盤にもアスパルホフのサーブで崩し、返ってきたボールを髙橋がダイレクトで決めるなど、サーブが効果を発揮しセットを奪う。
第4セットは序盤からパドヴァのミスが続き、リードされる展開。ダビデ・サイッタ(イタリア)のサービスエースなどで追い上げるが、ザイツェフのスパイクなどで再び差を広げられ、勝負の行方は第5セットへ。
第5セット、2-2からサイータ、髙橋のブロックで連続ブレイクを奪うと、ルーベもボットロのサービスエースやバルテレミ・シネニエズ(フランス)のクイックなどで反撃。6-5から髙橋のサーブで崩してパドヴァが2連続得点し主導権を握ると、最後はペトコビッチがライトから決めて勝利を手にした。
フル出場を果たした髙橋は、両チームトップとなる22得点(ブロック2得点を含む)、アタック決定率は54%、サーブレシーブ返球率は77%(内Aパス54%)と存在感を発揮した。
次戦、パドヴァは現地時間10月16日(日)20:30【日本時間17日3:30】から、チステルナとアウェーで戦う。
※10月12日:次戦試合時間を訂正いたしました
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