【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァは現地時間10月16日(日)、レギュラーシーズン第3戦でチステルナとアウェーで対戦し、1-3(19-25, 33-31, 20-25, 15-25)で敗れ、今季初黒星を喫した。
パドヴァは第1セット、4連続失点でスタート。髙橋は味方がブロックで弾いたボールを追って副審の後ろの記録席につっこみながらレシーブを試みるなど気を吐く。終盤ミドルブロッカーのアンドレア・カネッラ(イタリア)のサービスエースで反撃するが点差を埋めることができず、セットを落とした。
第2セットは競り合いとなり両チームとも譲らない。終盤、互いにセットポイントを握るものの決めきれないままジュースに突入。髙橋はセット中盤にダビデ・ガルディーニ(イタリア)と交代したが、28-29でコートに戻り、オポジットのペータル・ディルリッチ(クロアチア)のバックアタックを好レシーブ。最後はアウトサイドヒッターのマティウス・デスメト(ベルギー)がサービスエースを奪い33-31でセットを取り返した。
第3セット、髙橋はベンチスタート。パドヴァはミスもあり、序盤から主導権を握られるとディルリッチのバックアタックなどでリードを広げられてしまう。ガルディーニが攻守ともに安定せず、3-8で髙橋がコートに入るとすぐにスパイクを決めてサイドアウト、そのあともバックアタックなどで活躍、19-24でサービスエースを決めるなど存在感を示したが、このセットを落とした。
第4セットも序盤からチステルナのエイデン・ジンゲル(オーストラリア)のブロックやスパイクミスなどで大きくリードされる。流れを変えたいパドヴァは、このセットもベンチスタートだった髙橋を9-15でコートに投入するなど動いたもののセットを落として敗れた。
髙橋は、7得点(ブロック1得点、サーブ1得点を含む)、アタック決定率は26%、サーブレシーブ返球率は40%(内Aパス20%)だった。
次戦、パドヴァは現地時間10月23日(日)18:00【日本時間14日1:00】から、ペルージャとホームで戦う。
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— Pallavolo Padova (@pallavolopadova) October 17, 2022
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