【東京GBインタビュー②】野瀬将平「バレーボール界を引っ張る存在に」
- SV男子
- 2022.10.19
野瀬将平選手兼コミュニケーションマネジャー
2021-22シーズンをもって活動を休止したFC東京よりチーム全体が譲渡され、22-23シーズンよりV1男子に参入する東京グレートベアーズが、いよいよ船出のときを迎える。10月22日(土)の開幕戦(対パナソニックパンサーズ)に向け、インタビューをお届け。第2弾は野瀬将平選手兼コミュニケーションマネジャー。海外リーグでプレーしながら、古巣FC東京の存続のために奔走し、今季からVリーグ復帰を決めた野瀬が、そのビジョンを語った
――記者会見(取材日は9月8日)を終え、どんな心境ですか?
6月にチームが譲渡されて、こういった立派な場を迎えられてすごくうれしく思います。それに伴って自分たちにかかる期待も高くなるので、より一層日々の練習に気合いが入ります。
――チームの譲渡が決まってからこれまでを振り返っていかがでしょうか?
ありがたいことにご縁があってネイチャーラボさんに声を掛けさせていただいて。ほんとうにいろんな方がチームを存続させるために頑張っていました。僕だけにスポットが当たっていますが、そうではなくていろんな人が、いろんなところで頑張ってくれたおかげだな、と今改めて思います。
僕が言わないと誰が言うんだ、という話ですが、1年かかる準備を2ヵ月でしているので、スタッフの方はめちゃくちゃ大変だったはず。ほんとうに感謝していますし、改めて選手は結果で応えないといけないと思います。
――FC東京からイスラエルリーグ、フィンランドリーグを経て今季から東京GBに加入しました。今回、Vリーグ復帰を決めた理由は何ですか?
チーム状況も理由の一つですが、僕自身、海外で経験を積んで改めてVリーグでプレーしたいと思っていました。真保(綱一郎)監督と一緒に戦えるのはすごくうれしく思います。
――海外リーグを経て感じたVリーグの魅力を教えてください
バレーボールは日本で知らない人はあまりいない、人気のスポーツです。日本代表も強くて、すごくポテンシャルがあると思います。
自分も海外でプレーしてみて感じたのは、日本のリーグはすごくリスペクトされていること。そこでプレーしたい、日本という国に行きたいという声をよく聞きました。
中でも、グレートベアーズの魅力は、全員がプロ契約というところ。これは選手にとってかなり大きな変化です。環境が変わって大変なこともありますが、バレーボールを頑張るという考えは、シンプルになりました。僕がこのチームに来たのが2年ぶりだからかもしれませんが、練習でもシビアな空気が出ています。ファンの皆さんには楽しみにしていていただきたいです。
――試合前のイベントであったり、豪華な仕掛けがたくさんありますね
ワクワクしますね。僕はチームの譲渡の話が出る前から、Vリーグでもっとこういうことができたらいいな、と考えていました。やはりビジネスの面を考えても、エンターテインメントは必要だと思います。そうなると、会場の演出はすごくプラス。あれだけ盛り上がりそうな会場でプレーするのは僕自身楽しみですし、 プラスの要素がすごく大きい。選手としてモチベーションが上がります。
バレーボール界に危機がありましたが、それはFC東京だけの問題ではありません。クラブとしてはVリーグやバレー界を引っ張っていく存在になっていきたいので、今回の仕掛けはすごく楽しみです。
Vリーグ機構の人も頑張っていると思いますし、そこに対して僕らが何かを言うのではなくて、一緒に手を取って頑張っていく。グレートベアーズが持っているものを活用して、バレー界のヒントや答えになるようなものを示していけたら変わると思います。プレーだけでなく、そういうところも頑張りたいですね。
東京グレートベアーズ×月バレスペシャルプレゼント
東京グレートベアーズのホーム開幕節チケット(10月29日、30日@東京体育館)を両日2名5組にプレゼント。下記フォームよりご応募ください!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCnkylGqs1Q4zEJYJvemlc2_dNNDLb74PncNPPwbfLSfN21Q/viewform
締め切り:10月22日(土)23:59まで
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