【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァは現地時間10月23日(日)、レギュラーシーズン第4戦でペルージャとホームで対戦し、1-3(25-21, 12-25, 19-25, 18-25)で敗れ、今季2敗目を喫した。髙橋はスタメンで出場した。
多くの観客が詰めかけたキオネアリーナに、昨季準優勝のペルージャを迎えたパドヴァは第1セット、ドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)や髙橋のバックアタックでブレイク。その後、ペルージャのカミル・セメニウク(ポーランド)のスパイクで同点に追いつかれるが、ペトコビッチのサービスエースで再びブレイクに成功。髙橋はコンスタントに得点を重ね、迎えたセットポイントで202cmのセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)と200cmのシモーネ・ジャネッリ(イタリア)のブロックを物ともせずに25点目を奪い、セットを先取した。
第2セットはペルージャの反撃を受け3連続失点でスタート。ソレのブロックやオレイ・プロトニスキ(ウクライナ)のサービスエースなどでさらに点差を広げられてセットを落とす。第3セットはプロトニスキのスパイクでブレイクを許すと、ミスも出てリードを広げられるが、ペトコビッチのスパイクやアスパルフ・アスパルホフ(ブルガリア)のサービスエースなどで1点差に詰め寄る。そのあとサイドアウトが続くが、セメニウクの3連続サービスエースなどで突き放されたパドヴァはセットを落とした。
第4セットは序盤、ペルージャの高いブロックに捕まりリードを許す。3-7で髙橋はサービスエースを奪い、続くサーブでも相手を崩し連続ブレイクに成功し2点差にすると、10-12で高橋がアタックを決めて1点差に迫る。しかしカミル・リキリチ(ルクセンブルク)にサーブやスパイクでブレイクを許して再びリードされると、このセットも奪われて敗れた。
髙橋は、16得点(サーブ1得点を含む)、アタック決定率は65%、サーブレシーブ返球率は58%(内Aパス25%)だった。
次戦、パドヴァは現地時間10月30日(日)18:00【日本時間31日1:00】から、ターラントとアウェーで戦う。
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