石川祐希のミラノはペルージャにストレートで敗戦
- 海外
- 2022.11.09
【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
石川祐希の所属するミラノは、イタリア・セリエAレギュラーシーズン第6戦で昨季リーグ準優勝かつコッパ・イタリア王者のペルージャと現地時間11月6日(日)にアウェーで対戦し、0-3(24-26, 22-25, 18-25)で敗れた。
シモーネ・ジャネッリ(イタリア)、フラビオ・グアルベルト(ブラジル)、セバスティアン・ソレ(アルゼンチン)、カミル・セメニウク(ポーランド)など、各国代表チームの主力を擁するペルージャにミラノが挑んだ。
第1セット、ペルージャのオレイ・プロトニスキ(ウクライナ)のサーブなどでミラノは連続失点したが、マルコ・ビテッリ(イタリア)のスパイクで12-12と追いつく。その後、12-13で石川がライト側へ回り込んでバックアタックを決め、16-17では1枚ブロックも決めるなど得点を重ね、ジュースに突入したが、ペルージャに振り切られセットを落とした。
第2セット、先行されたミラノはジャン・パトリ(フランス)のバックアタックなどで逆転したものの、ミスが出て再び逆転される。カミル・リキリチ(ルクセンブルク)、グアルベルトのブロックで4点差とされたが粘りを見せ、セッターのパオロ・ポッロ(イタリア)のブロックなどで1点差まで縮める。しかしこのセットも逃げ切られてしまう。
第3セット、あとがなくなったミラノは序盤からペルージャにブレイクされても石川のスパイク、ビテッリのクイックなどで粘り強く攻めて追いつき、一進一退の攻防となる。しかし中盤ミラノはミスでリードを許すと、押しきられて敗れた。
石川は全セットスタメンで出場し7得点、サーブレシーブ返球率は23%(内Aパス8%)を記録した。
石川祐希コメント
「1、2セット目は点差も近かったのですが、3セット目は相手のサーブに押されて、最後に点差が開いてしまい、我慢できずに負けました。現在2連敗中なので、次戦のパドヴァとの試合では、しっかり勝ちきって次の試合につなげていきます」
次戦、ミラノは現地時間11月13日(日)15:30【日本時間7日22:30】から、髙橋藍の所属するパドヴァとアウェーで戦う。
石川祐希のミラノが今季初勝利 サービスエース2本を含む15得点
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