2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)はV・レギュラーラウンド3週目を終えた時点で、全勝のチームがなくなった。先週末、4勝どうしで直接対決を迎える形となった堺ブレイザーズとJTサンダーズ広島の連戦は、初日の11月5日(土)に堺が、続く6日(日)にJT広島がそれぞれ勝利。ともに5勝1敗となり、セット率の差でJT広島が1位。堺は3位となった。
そう、土日に勝利を重ねたことで、通算5勝1敗となったチームがもう一つ存在した。ここで2位に食い込んだのはウルフドッグス名古屋である。セット率は1位から順にそれぞれ4.00、3.75、2.67となっている。
今週末に目を移すと、WD名古屋は大分三好ヴァイセアドラー(10位・0勝6敗)と、堺はVC長野トライデンツ(8位・1勝5敗)とそれぞれ対戦。JT広島は昨季王者、サントリーサンバーズ(5位・4勝2敗)との連戦を控える。
首位争いを展開するWD名古屋に対し、大分三好はここまで勝ち星なしと苦しい戦いを強いられているが、この週末はホームゲームで初勝利を目指す。会場はサイクルショップコダマ大洲アリーナ(大分県)で、11月11日(金)は全カテゴリーを通して今季初の、金曜日ナイトゲームでの開催となる。
また、翌12日(土)には試合前の12時15分より中学生のジュニアチームによるエキシビションマッチが予定されている。対戦するのは「大分三好ヴァイセアドラーJrクラブ」と「大分ヤング」。実は大分三好のジュニアチームは、今年8月に開催されたVリーグジュニア選手権に参加予定だったが、日程の都合で出場がかなわなかったという経緯があり、大分ヤングの協力のもと今回の対戦が実現した。開場時間は12時に前倒しされるため、会場で観戦予定の方は、ぜひジュニアチームにも声援を送っていただきたい。
そして見逃せないもう1会場、CNAアリーナ★あきた(秋田県)では、ジェイテクトSTINGS(7位・2勝4敗)とV1女子・日立Astemoリヴァーレの合同ホームゲームが行われる。ホームのジェイテクトと対戦するパナソニックパンサーズ(4位・4勝2敗)には地元出身の鈴木祐貴が在籍しているほか、女子の試合と合わせてトッププレーヤーたちの試合を観戦できるチャンスとあって、秋田会場は盛り上がること間違いなし。会場に足を運べるという幸運なあなたは、それぞれの楽しみ方で、気になるチームや選手たちを応援してほしい。
V1男子試合結果一覧(11/6終了時点)
V1男子順位表(11/6時点)
順位 |
チーム |
試合数 |
勝 |
負 |
P |
勝率 |
得S |
失S |
S率 |
1 |
JT広島 |
6 |
5 |
1 |
15 |
0.83 |
16 |
4 |
4.00 |
2 |
WD名古屋 |
6 |
5 |
1 |
15 |
0.83 |
15 |
4 |
3.75 |
3 |
堺 |
6 |
5 |
1 |
15 |
0.83 |
16 |
6 |
2.67 |
4 |
パナソニック |
6 |
4 |
2 |
13 |
0.67 |
15 |
7 |
2.14 |
5 |
サントリー |
6 |
4 |
2 |
11 |
0.67 |
14 |
10 |
1.40 |
6 |
東レ |
6 |
4 |
2 |
11 |
0.67 |
14 |
10 |
1.40 |
7 |
ジェイテクト |
6 |
2 |
4 |
6 |
0.33 |
7 |
13 |
0.54 |
8 |
VC長野 |
6 |
1 |
5 |
3 |
0.17 |
3 |
16 |
0.19 |
9 |
東京GB |
6 |
0 |
6 |
1 |
0 |
4 |
18 |
0.22 |
10 |
大分三好 |
6 |
0 |
6 |
0 |
0 |
2 |
18 |
0.11 |
※勝利数、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位
※5位と6位は得点率の差
※P=ポイント、得S=得セット、失S=失セット、S率=セット率