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石川祐希のミラノはピアチェンツァにフルセットで敗戦

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 石川祐希の所属するミラノは、イタリア・セリエAレギュラーシーズン第8戦でピアチェンツァと現地時間11月20日(日)にホームで対戦し、2-3(18-25, 25-21, 25-23, 22-25, 13-15)で敗れた。

 

【動画】ピアチェンツァ戦のハイライト動画

 

 ミラノはアグスティン・ロセル(アルゼンチン)がコンディション不良で欠場したため、ミラド・エバディプール(イラン)やオスニエル・メルガレホ(キューバ)がミドルブロッカーとしてコートに入るなど変則的なフォーメーションで戦った。

 

 第1セット、ピアチェンツァのイオアンディ・レアル(ブラジル)にスパイクやサービスエースを決められると、ミラノは流れを変えることができずに落とした。第2セットは逆に石川がブロック、サービスエース、パイプ攻撃などを決めて奪い返す。

 

 第3セットはサイドアウトの取り合いで、22-22からパオロ・ポッロ(イタリア)のサービスエースとエバディプールのブロックで連続ブレイクに成功し、このセットを奪った。第4セット、ミラノは序盤にミスでブレイクを許したが、二段トスからも根気よくサイドアウトを奪って追いすがる。終盤には石川やマルコ・ビテッリ(イタリア)のサービスエースで1点差に迫ったが、逃げきられてフルセットへ。

 

 第5セット、アントワーヌ・ブリザール(フランス)にブロックされてリードを許すが、石川のサーブ時に、この日5本目となるサービスエースを含む4連続ブレイクで逆転に成功。ミラノは最大5点のリードを奪ったが、ピアチェンツァの猛攻に合って、同点に追いつかれると、レアルのブロックでマッチポイント。最後はロベルランディ・シモン(キューバ)にサービスエースを決められて敗れた。

 

 石川は全セットスタメンで出場しチーム最多の19得点(サーブ5得点、ブロック1得点含む)、ブレイクポイントもチーム最多の8得点。アタック決定率は47%、サーブレシーブ返球率は44%(内Aパス24%)を記録した。

 

石川祐希コメント

「今日はミドルブロッカーが1人いないため、特別なフォーメーションでした。サーブ、サーブレシーブ、スパイクは悪くはなかったのですが、5セット目の13-12でミスをしたり、大事な1点を取りきることができなかったことが課題です。次のゲームではそこにトライして臨んでいきます」

 

 次戦、ミラノは現地時間11月26日(土)18:00【日本時間27日2:00】から、トレンティーノとアウェーで戦う。

 

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