【Photo:@flotreiber】
井手智の所属するドイツブンデスリーガのベルリンはDVVポカール(国内カップ戦)準々決勝でリューネブルクと現地時間11月24日(木)に対戦し、3-2(25-22, 22-25, 22-25, 25-23, 27-25)で逆転勝利を飾った。
現在リーグ戦で全勝街道を突き進むベルリンは、DVVポカール準々決勝でリューネブルクと激突。10月26日(水)にリーグ戦第4節で対戦した際には3-1で勝利した相手だが、そのときも各セットで競り合った油断できない相手。ちなみに、この試合で井手は、今季2度目のMVPに選ばれている。
今回の対戦もやはり競り合いとなった。ベルリンは第1セットを奪ったが、そのあとの2セットを続けて落としてしまう。第4セットを取り返してフルセットへ突入。先にマッチポイントを握ったのはベルリン。しかし、両チーム譲らずジュースを繰り返し、11度続けてマッチポイントを迎えたが取りきれず、リューネブルクのサービスエースで逆にマッチポイント。しかし相手サーブがアウトし再びジュースに。12度目のマッチポイントで相手のスパイクがアウトになり、27-25でベルリンが第5セットを奪い、準決勝進出を決めた。
井手はスタメン出場し、サーブレシーブ返球率41%(内Aパス18%)を記録。勝負の分かれ目となった第5セットをはじめ、各セットでチームのディフェンスを支えた。
準決勝はギーセンと12月21日(水)にアウェーで戦う。またブンデスリーガでは11月26日(土)に第8節をVCOベルリンと戦ったが、井手の出場はなかった。チームはCEVチャンピオンズリーグにも出場しており、第4ラウンド第3戦でポーランドのザビエルチェと11月30日(水)に戦う予定。(日程はすべて現地時間)
井手智 ドイツ・ブンデスリーガ【ベルリン】 チーム成績・個人成績