第69回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会(全日本インカレ)は12月4日(日)に大会最終日を迎え、決勝と3位決定戦が行われた。
女子決勝には東海大と日本女体大が進出し、東海大は大会2連覇を懸けて、日本女体大は23年ぶりの優勝をかけて対戦した。
東海大は第1セット、中盤までリードを許すが終盤に追いついて逆転で奪うと、続く第2セットも山本麗、佐々木遥子らのスパイクでリードを広げそのまま連取した。日本女体大もキャプテン佐藤黎香のブロード攻撃などで攻めるが、流れを変えることができず、ストレートで押しきった東海大が2連覇を達成した。今大会を優勝したことで、東海大は大学四冠(春季リーグ、東日本インカレ、秋季リーグ、全日本インカレ)を達成した。
また、3位決定戦は福岡大と神戸親和女大が対戦。初めてベスト4に進出した神戸親和女大が第1、2セットをものにしたが、そのあと福岡大が逆転に成功、接戦を制した。
【第69回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会(全日本インカレ)トーナメント表】
女子の試合結果は下記の通り。
○12月4日(日)
【3位決定戦】
特設コート第2試合
福岡大 3–2 神戸親和女大
(23-25, 23-25, 25-15, 25-23, 15-9)
【決勝】
特設コート第3試合
東海大 3–0 日本女体大
(25-23, 25-16, 25-17)
【最終順位】
優勝 東海大(2年連続9回目)
第2位 日本女体大
第3位 福岡大
第4位 神戸親和女大
第5位 青山学院大
日本体大
帝塚山大
鹿屋体大
【個人賞】
最優秀選手賞 中川つかさ(東海大4年)
敢闘選手賞 佐藤黎香(日本女体大4年)
ベストスコアラー賞 川添美優(福岡大3年)
スパイク賞 山本 麗(東海大1年)
ブロック賞 宮部愛芽世(東海大3年)
サーブ賞 原 結実香(東海大4年)
レシーブ賞 佐々木遥子(東海大3年)
セッター賞 中川つかさ(東海大4年)
リベロ賞 川端遥奈(東海大4年)
優勝監督賞 藤井壮浩(東海大)
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