2022-23V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)は、12月4日(日)に年内の試合が終了し、12月18日(日)には天皇杯も閉幕。2022年の公式戦は終了したが、クリスマスには、バレーボールファンにとって最後のお楽しみ「ALL STAR GAMES」が待っている。男子は12月25日(日)にエントリオ(豊田合成記念体育館/愛知県稲沢市)で開催される。
11月8日(火)から12月4日まで行われたファン投票の男子の総投票回数は64,077回に及んだ。今回のオールスターゲームには、ファン投票による14名およびVリーグ機構の推薦による14名の計28名が参加する。
ファン投票で男女を通じて最も多くの票を集めたのは、今季サントリーサンバーズからジェイテクトSTINGSに移籍したアウトサイドヒッターの柳田将洋。アウトサイド部門2位に1万票以上の差をつけた18,895票を獲得し選出された。今季のリーグでは、以前より守備的な役割も多く担いながら、勝負所でのサーブ力、攻撃力の高さは相変わらず。天皇杯でも劣勢の場面でチームに流れを引き寄せる活躍を重ね、ジェイテクトの優勝に貢献し、MVPに輝いた。
柳田のほかにも、ジェイテクトからは関田誠大がセッター部門、西田有志がオポジット部門で1位を獲得している。西田はリーグの序盤戦、体調不良のため欠場が続き心配されたが、11月末から試合に復帰。天皇杯では本来のスピードと爆発力のあるプレーを披露し、力強く復活宣言。オールスターゲームでもファンを魅了するパフォーマンスを見せてくれそうだ。
ミドルブロッカー部門では、パナソニックパンサーズの主将・山内晶大が、サントリーの小野遥輝とのデッドヒートの末、わずか60票の僅差で1位選出された。高さ、スピード、パワーなど、それぞれに持ち味の違うミドルブロッカー陣が、ふだんとは違うセッターとどんなコンビネーションを見せるのか注目だ。
リベロ部門では、日本代表でもある実力者2人、ウルフドッグス名古屋の小川智大(1位)と堺ブレイザーズの山本智大(2位)が1、2位を分け合った。
この他、ポーランド代表のバルトシュ・クレク(WD名古屋)、中国代表の江川(JTサンダーズ広島)といった海外勢も参戦。V1男子10チームから集結したスターたちが、ハイレベルかつ魅せるプレーで、楽しませてくれるに違いない。
Vリーグオールスター出場選手発表 最多得票はジェイテクト柳田
女子はNEC、男子はジェイテクトが優勝 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会
石川祐希先輩に続け 中央大の4選手がイタリア・セリエAへ挑戦
【男子】
オポジット
順位 | 名前 | チーム | 票数 |
ファン投票1位 | 西田 有志 | ジェイテクト | 14,993 |
〃 2位 | バルトシュ・クレク | WD名古屋 | 8,980 |
リーグ推薦 | 清水 邦広 | パナソニック | – |
〃 | 江 川 | JT広島 | – |
ミドルブロッカー
順位 | 名前 | チーム | 票数 |
ファン投票1位 | 山内 晶大 | パナソニック | 12,787 |
〃 2位 | 小野 遥輝 | サントリー | 12,727 |
〃 3位 | 福山 汰一 | ジェイテクト | 11,513 |
〃 4位 | 小野寺 太志 | JT広島 | 10,779 |
リーグ推薦 | 西本 圭吾 | 東レ | – |
〃 | 竹元 裕太郎 | 堺 | – |
〃 | 中村 竜輔 | 大分三好 | – |
〃 | 三輪 大将 | VC長野 | – |
アウトサイドヒッター
順位 | 名前 | チーム | 票数 |
ファン投票1位 | 柳田 将洋 | ジェイテクト | 18,895 |
〃 2位 | 山崎 彰都 | WD名古屋 | 8,090 |
〃 3位 | 戸嵜 嵩大 | 東京GB | 7,706 |
〃 4位 | 高梨 健太 | WD名古屋 | 7,218 |
リーグ推薦 | 藤中 謙也 | サントリー | – |
〃 | 仲本 賢優 | パナソニック | – |
〃 | 小澤 宙輝 | 東レ | – |
〃 | 迫田 郭志 | 堺 | – |
セッター
順位 | 名前 | チーム | 票数 |
ファン投票1位 | 関田 誠大 | ジェイテクト | 11,118 |
〃 2位 | 永露 元稀 | WD名古屋 | 9,278 |
リーグ推薦 | 大宅 真樹 | サントリー | – |
〃 | 伊藤 洸貴 | 大分三好 | – |
リベロ
順位 | 名前 | チーム | 票数 |
ファン投票1位 | 小川 智大 | WD名古屋 | 11,918 |
〃 2位 | 山本 智大 | 堺 | 7,267 |
リーグ推薦 | 古賀 太一郎 | 東京GB | – |
〃 | 備 一真 | VC長野 | – |