第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)が1月4日(水)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。男子各チームが選ぶイチオシ選手に「高校生ですごいと思う選手は?」というアンケートを実施。今回は男子のスパイク、サーブの2項目から、有力選手をチェックしよう
スパイク部門
1位(29票)
舛本颯真(鎮西高[熊本])
ますもと・そうま/3年/身長182㎝/最高到達点338㎝/龍田中(熊本)出身/アウトサイドヒッター
2年生時にインターハイ、3年生時に国体を制した世代を代表するエース。高い打点、幅広いコースのスパイクは、わかっていても止められない
主な選出理由
「苦しい場面で必ず決めてくれるエースだから」(中澤歩夢/一関修紅高[岩手])
「5セットゲームでも、落ちるどころかどんどん強くなっていくから」(新井琉之介/早稲田実高[東京③])
「高さもあってパワーもある。わかっていても止められない大エース」(德留巧大/松本国際高[長野])
「高さもあってコース打ちも上手で、決定力もあるので憧れます」(カズンズ海/開智高[和歌山])
「世代No.1エースだから」(麻野堅斗/東山高[京都])
今大会最注目エースの舛本
2位(9票)
尾藤大輝(東山高[京都])
びとう・ひろき/2年/身長187㎝/最高到達点335㎝/桜丘中(岐阜)出身/アウトサイドヒッター
第14回アジアU18(ユース)男子選手権大会でチームを優勝に導き、MVPに輝いた2年生世代を引っ張るエース。バックアタックも魅力
主な選出理由
「ジャンプ力が高くて、ボールの威力がいちばん強いと思った」(渡瀬晴輝/佐賀学園高[佐賀])
「ライトからの打点の高いバックアタック」(木村綜太/とわの森三愛高[北海道②])
3位タイ(3票)
笹本 穏(愛知工大名電高[愛知])
ささもと・やすき/3年/身長190㎝/最高到達点332㎝/高豊中(愛知)出身/アウトサイドヒッター
中学時代から注目を集めたが、今季エースとして一本立ち。スパイクの引き出しを増やし、国体では準優勝に導いた
主な選出理由
「攻守のバランスがよく、非常に器用」(安食浩士/東北高[宮城])
小野駿太(聖隷クリストファー高[静岡])
おの・しゅんた/2年/身長185㎝/最高到達点335㎝/清水四中(静岡)出身/アウトサイドヒッター
昨夏は尾藤とともにU18日本代表のエースとして活躍。アジア選手権大会ではベストアウトサイドヒッター賞を受賞した。前衛後衛問わず得点を量産する
主な選出理由
「バックアタックが止まらない」(山下 彪/松山工高[愛媛])
サーブ部門
1位(9票)
平田悠真(鎮西高)
ひらた・ゆうま/3年/身長193㎝/最高到達点335㎝/合志中(熊本)出身/オポジット
エース舛本とともにチームを引っ張るビッグサーバー。サーブでは持ち味である威力に加え、安定感も増せば、目標の全国二冠がグッと近づく
主な選出理由
「ふっ飛ばされる」(鈴木碧空/東洋高[東京②])
「ストレートのジャンプサーブが強い」(藤本俊介/坂出工高[香川])
「スピードとボールの重さがほかの選手と違う」(山口晃史/大村工高[長崎])
優勝した国体では、決勝でもサービスエースを決めた平田
2位(5票)
古谷 祥(開智高)
ふるたに・しょう/3年/身長184㎝/最高到達点327㎝/昇陽中(大阪)出身/アウトサイドヒッター
ハイブリットサーブの威力は世代屈指で、春高予選決勝では圧巻のサービスエースラッシュ。インターハイ、国体ではキャプテンとしてベスト8に導いた
主な選出理由
「今までサーブを見てきたなかで、いちばんサービスエースの本数が多くて、まったく拾えません」(カズンズ海/開智高)
「今までレシーブしてきたなかでいちばん速いと思いました」(小手川吟之介/鎮西高)
3位タイ(3票)
麻野堅斗(東山高)
佐藤遥斗(駿台学園高[東京])
さとう・はると/3年/身長190㎝/最高到達点332㎝/下山中(新潟)出身/アウトサイドヒッター
東 怜佑(星城高[愛知])
ひがし・りょうすけ/3年/身長188㎝/篠目中(愛知)出身/アウトサイドヒッター
舛本颯真(鎮西高)
文/田中風太
写真/山岡邦彦
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