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春高2025

天皇杯での思いもそれぞれが抱いて V1男子は新年の戦いがスタート

  • SV男子
  • 2023.01.05

 

 昨年末はV・レギュラーラウンドが12月4日(日)をもって終了したあと、天皇杯ファイナルラウンド、そしてオールスターゲームが行われた。そして2023年、気分も新たにV・レギュラーラウンドが再開し、後半戦へ向けて加速する2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)。新年の対戦をチェックしていこう。

 

 一発勝負のトーナメントで争われた天皇杯においては、今季まだVリーグで対戦していないカードが2つ見られた。1つはファイナルラウンド2回戦での東京グレートベアーズ(8位・2勝10敗)と大分三好ヴァイセアドラー(9位・1勝11敗)の一戦で、ホーム東京で地の利を生かした形となった東京GBがストレートで勝利。両者のV・レギュラーラウンドでの対戦は、4戦すべてが2月に予定されており、このあともしばらく激突はない。今週末の東京GBはアウェーのスワンドーム(長野県岡谷市)でVC長野トライデンツ(10位・1勝13敗)と対戦する。天皇杯でベスト4に食い込んだ自信と勢いを、新年の戦いにもつなげられるだろうか。

 

 

 大分三好はホームのサイクルショップコダマ大洲アリーナ(大分県大分市)で2023年をスタート。迎えるのは天皇杯で優勝を飾ったジェイテクトSTINGS(6位・6勝8敗)であり、相手にとって不足はない。天皇杯に続いて当然、Vリーグでの2冠目を狙うジェイテクトにとっては、V・ファイナルステージに進出するため4位以内に食い込むことが当面の目標となるため、ここは確実に勝ち星を重ねたいところ。一方の大分三好は、地元の観客を前に意地を見せられるか? 中村竜輔を軸としたブロックから勝機を見いだし、金星をつかみ取りたい。

 

 

 そのジェイテクトが戦った天皇杯の準決勝、JTサンダーズ広島(7位・6勝8敗)との一戦が、今季まだ実施されていないもう一つのカードだった。波に乗って勝ち上がり、準決勝ではストレート勝利まであと1点と迫りながら、まさかの逆転負けを喫したJT広島が、悔しい年末年始を過ごしたことは想像に難くない。両者の対戦は来週末、14日(土)、15日(日)に予定されている。今週末のJT広島はホームの広島グリーンアリーナで東レアローズ(3位・10勝4敗)と対戦。天皇杯決勝でジェイテクトの猛攻を前に屈した東レも、JT広島に劣らず悔しい思いを抱いているはず。果たして7日(土)、8日(日)はどんな戦いになるのか。そして勝利で新年を喜べるのは、どちらなのだろうか。

 

 

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