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井上愛里沙はフランス・リーグAサン・ラファエルで奮闘中 日本人選手対決も

昨年の日本代表での活躍も記憶に新しいアウトサイドヒッターの井上愛里沙は、この2022/23シーズン、フランスのリーグAに挑戦している。所属するサン・ラファエルは1月26日時点で14チーム中10位。リーグAには日本からほかに田代佳奈美(ナント/1位)、柴田真果(ヴァンドゥーヴル-レ-ナンシー/9位)という代表経験のあるセッターが2人在籍し、お互いに切磋琢磨しながら厳しいリーグを戦っている

 

中央が井上。サン・ラファエルのユニフォームに身を包んでのガッツポーズ(写真:チーム提供)

 

 今季初めて海外のチームに在籍し、2023年の戦いを迎えている井上愛里沙からコメントが届いた。

「近況といたしましては、現在1月26日の時点で私の所属するサン・ラファエルは6勝10敗で、14チーム中10位です。上位8チームが進出できるプレーオフに進出するために、さらにギアを上げていかなければいけないと感じています。

 個人的には、たくさんの方々のおかげで生活も不自由なく過ごせていますし、病気やケガもなく元気にプレーすることができています。

 海外でプレーするということは、想像以上にたいへんな面もあり、心も身体もタフさが必要だな、と感じています。日本の環境がいかに恵まれているかを痛感するとともに、海外には海外のよさがあって、こうした経験をできていることにあらためて感謝しています。

 ですが、これを経験だけで終わらせるのではなく、今しかできないことにたくさんトライし、少しでも成長して強くなって日本に帰り、ここで学んだことを還元したいと考えています」

 

 次戦、サン・ラファエルは現地1月28日にシャマリエール(12位)と対戦。また同日には、ナントとヴァンドゥーヴル-レ-ナンシーによる“日本人選手所属チーム対決”が実現。フランス組の今後の活躍にも、ぜひご声援を。

 

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