パドヴァの髙橋 フルセットで逆転負け
- 海外
- 2023.01.31
20得点を記録した髙橋藍(写真はターラント戦のもの)【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァは現地時間1月29日(日)、レギュラーシーズン後半第6節でシエナとアウェーで対戦し、2-3(25-21, 25-21, 14-25, 14-25, 13-15)で敗れた。
第1セットはパドヴァが抜け出し、OPドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)のサービスエースやOH髙橋のブロックなどで得点を重ねセットを奪った。第2セットは序盤に髙橋のバックアタックやOHアスパルフ・アスパルホフ(ブルガリア)の攻撃などでリードを奪い、セットを連取。しかし、第3セットはシエナが反撃。OHマールテン・ファンハルデレン(オランダ)のサービスエースなどでパドヴァを突き放しセットを奪い返すと、第4セットも序盤からシエナに先行を許しフルセットに突入する。
第5セットはパドヴァがアスパルホフのスパイクなどでリードしたが、シエナに追い上げられる。1点差に迫られた場面で観客のいたずらか、コート上を紙飛行機が横切り、プレーがやり直しに。このリプレーでシエナのファンハルデレンにサービスエースを決められると、直後のタイムアウト明けに再びサーブを決められパドヴァは逆転を許す。パドヴァは高橋のスパイクで再逆転に成功したが、再び逆転されて最後はファンハルデレンのスパイクがブロックアウト。悔しい結末となった。
髙橋は全セットにスタメン出場し、チームトップの20得点(ブロック3得点含む)、アタック決定率は49%、サーブレシーブ返球率は52%(Aパス返球率39%)だった。
次戦、パドヴァは現地時間2月5日(日)17:00【日本時間6日1:00】から、レギュラーシーズン後半第7節を石川祐希の所属するミラノとアウェー(=ミラノ)で戦う。
※ポジション表記/OH=アウトサイドヒッター、OP=オポジット、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ
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