2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)のV・レギュラーラウンドは2巡目の戦いに突入。上位と下位の対戦も再び行われているなかで、先週末はウルフドッグス名古屋(1位・18勝4敗)とVC長野トライデンツ(10位・1勝21敗)が対戦した。1月29日(日)の試合では、ホームのVC長野は2セットダウンから巻き返し、惜しくも敗れたがフルセットに持ち込む健闘を見せた。
勝利したWD名古屋は新人の中野倭が司令塔を務め、アタック決定率で56.5%とチームトップの数字を残した山崎彰都は、VリーグのSNS企画「Valentineリーグ」にチームの代表として選出されている。企画詳細をチェックのうえ、ぜひ皆さまご参加を。
そのWD名古屋は今週末、今季の開幕カードだったジェイテクトSTINGS(6位・12勝10敗)との対戦を迎える。開幕2連戦では1勝1敗、昨年末の天皇杯ファイナルラウンド準々決勝で対戦したときは1-3でWD名古屋が敗れており、もう負けるわけにはいかない。愛知ダービーでは、今回も火花散る熱戦が期待される。
サントリーサンバーズ(2位・17勝5敗)は東京グレートベアーズ(8位・4勝16敗)に、パナソニックパンサーズ(5位・13勝9敗)は大分三好ヴァイセアドラー(9位・3勝17敗)に、それぞれ先週末は2戦ともストレート勝利を飾った。特にサントリーは、昨年末の天皇杯ファイナルラウンド準々決勝で敗れた借りをしっかりと返した形である。東京GBは「Valentineリーグ」に選出されている戸嵜嵩大の奮闘も及ばず、ミスが響いての連敗。今週末は、3週連続東京ホームゲームの2週目ということもあり、パナソニックが相手となるが浮上のきっかけをつかみたいところ。会場は墨田区総合体育館(東京都)で、2月3日(金)にはナイトゲームが開催される。
サントリーは今週末、アウェーの三島市民体育館(静岡県)で東レアローズ(4位・14勝8敗)と対戦。V・ファイナルステージ進出圏内である4位以上を確実にキープするためにも、お互いに一歩も引かない戦いが予想される。東レはポイントゲッターであるクリスティアン・パダルの活躍に加えてミドルブロッカー西本圭吾が存在感を発揮。身長189cmながら、高いジャンプと思いきりのいいプレー、ポイント後に喜びを爆発させる表現力などは見る者を揺さぶるはず。彼も「Valentineリーグ」選出メンバーであり、ホームでのパフォーマンスが楽しみな1人である。
なお堺ブレイザーズ(3位・15勝7敗)は大分三好と、JTサンダーズ広島(7位・11勝11敗)はVC長野と、それぞれ2月4日(土)、5日(日)の連戦に挑む。現地観戦予定の皆さま、感染症対策と防寒にはくれぐれもご留意ください。
V1男子試合結果一覧(1/29終了時点)
V1男子順位表(1/29終了時点)
順位 |
チーム |
試合数 |
勝 |
負 |
P |
勝率 |
得S |
失S |
S率 |
1 | WD名古屋 | 22 | 18 | 4 | 51 | 0.82 | 55 | 21 | 2.62 |
2 | サントリー | 22 | 17 | 5 | 46 | 0.77 | 53 | 30 | 1.77 |
3 | 堺 | 22 | 15 | 7 | 45 | 0.68 | 49 | 30 | 1.63 |
4 | 東レ | 22 | 14 | 8 | 39 | 0.64 | 50 | 36 | 1.39 |
5 | パナソニック | 22 | 13 | 9 | 43 | 0.59 | 54 | 36 | 1.50 |
6 | ジェイテクト | 22 | 12 | 10 | 39 | 0.55 | 43 | 35 | 1.23 |
7 | JT広島 | 22 | 11 | 11 | 36 | 0.50 | 44 | 37 | 1.19 |
8 | 東京GB | 20 | 4 | 16 | 11 | 0.20 | 19 | 53 | 0.36 |
9 | 大分三好 | 20 | 3 | 17 | 9 | 0.15 | 14 | 55 | 0.25 |
10 | VC長野 | 22 | 1 | 21 | 5 | 0.05 | 16 | 64 | 0.25 |
※勝利数、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位
※P=ポイント、得S=得セット、失S=失セット、S率=セット率
V1男子順位推移表(1/29終了時点)