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春高2025

久光、PFU、岡山が連勝で勢い 激しい星の奪い合いが続くV1女子【V1女子・今週の見どころ】

  • SV女子
  • 2023.02.01

 

 

 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は今週末で、12チーム中8チームが「今季まだ対戦していなかった最後のチーム」と顔を合わせることになる。同時に各チームとは2回ずつの対戦を終了し、V・レギュラーラウンドは順に3回目の対戦へと突入していく。なお4チームは消化試合数の関係で、全チームと顔を合わせるのは来週末以降となる。

 

 さて先週末、1月28日(土)と29日(日)で連勝を飾ったのは久光スプリングス(3位・13勝7敗)、PFUブルーキャッツ(8位・9勝11敗)、岡山シーガルズ(11位・5勝13敗)の3チームだった。特に久光はNECレッドロケッツ(4位・12勝6敗)にアウェーで大きな2連勝。若いメンバーも多いが、栄絵里香や石井優希に加えて二枚替えで長岡望悠も活躍を見せており、ベテラン勢の頼もしいバックアップが光る。ほかにも現在リベロで入っている西村弥菜美はサーブレシーブ成功率で個人ランキングのトップに位置するなど、苦しいときにそれぞれが支え合って白星を積み増し、1月を終えて3位に返り咲いた。今週末はホームのSAGAプラザ総合体育館(佐賀市)でデンソーエアリービーズ(7位・9勝11敗)と対戦する。

 

 

 PFUはヴィクトリーナ姫路(12位・2勝18敗)に連勝。島原玖南、細沼綾、林有美という今季加入の3人が連日コートに立って勝利を演出した。メリーサ・バルデスに代わって出場し、通算230試合出場を達成した鍋谷友理枝もさすがの活躍で、この勢いを次に宮崎市総合体育館(宮崎県)で行われるJTマーヴェラス(1位・15勝5敗)戦にぶつけたいところ。

 

 

 そのJTは岡山にまさかの連敗を喫しており、まだ1位を固めるという段階には至っていない。3週連続のホームゲームだった岡山は、先々週の1月21日(土)、22日(日)でKUROBEアクアフェアリーズ(10位・6勝12敗)に連敗。特に22日はフルセットでリードしながらの逆転負けだった。今回の連勝について、河本昭義監督は「(ホーム)笠岡大会の敗戦が生かされた2戦だったと思う」と振り返っていた。

 

 

 5位の埼玉上尾メディックス(12勝6敗)、6位トヨタ車体クインシーズ(11勝9敗)、そして7位のデンソーはいずれも1勝1敗で先週末を戦い終え、順位は変わらず。埼玉上尾の大久保茂和監督が「目の前の勝敗に一喜一憂するのではなく、1%でも向上できるよう鍛錬し続ける」と話したように、上位4チームが戦うV・ファイナルステージ進出に向けて厳しい星の奪い合いが続くなかで、各チーム、そして選手たちは己を磨きつつ次の戦いに備えている。

 

V1女子試合結果一覧(1/29終了時点)

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