2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)は、V・レギュラーラウンドの約3分の2を終えたが、上位チーム陣の差は広がるどころか縮まり、ますます混戦となっている。前週末の2月4日(土)と5日(日)に行われた愛知ダービーではジェイテクトSTINGS(6位・14勝10敗)が1位のウルフドッグス名古屋(18勝6敗)に、3-0で2連勝して一気に差を詰めた。また7位のJTサンダーズ広島(13勝11敗)もVC長野トライデンツ(10位・1勝23敗)に2連勝したため、1位から7位までの勝ち数の差が5に縮まり、わずか4枠しかないV・ファイナルステージ進出争いは激しさを増している。
今週末、11日(土)と12日(日)には、前半戦に行われていなかった1カードのみが予定されている。東京グレートベアーズ(8位・4勝18敗)のホームゲーム、有明コロシアム(東京都江東区)で開催される東京GB対大分三好ヴァイセアドラー(9位・3勝19敗)戦だ。両者の対戦は今シーズン初めてとなる。現在この2チームは1勝差。V1男子の下位2チームと、V2男子の上位2チームが対戦することになるV・チャレンジマッチ(入替戦)出場を回避するためにも負けられない戦いだ。大分三好のケニア出身のオポジット、イノック・モゲニは高さとパワーあふれるサーブやスパイクで、ときに上位チームをも脅かす爆発力を発揮する。経験豊富なリベロ古賀太一郎を核とする、組織的なブロックディフェンスが武器の東京GBがどのように対応していくのか注目だ。
また、現在VリーグではSNS企画「Valentineリーグ」を開催中。各チームから推薦された選手1名ずつが選出されており、東京GBからは、チームの得点源としてレギュラーに定着して活躍中の戸嵜嵩大、大分三好からは、身長175cmとスパイカーとしては小柄ながら、驚異的なジャンプ力を武器に得点を奪う山田滉太がエントリー。この他、各チーム選りすぐりのモテ男たちがエントリーされているので、ぜひご参加を。
V1男子試合結果一覧(2/5終了時点)
V1男子順位表(2/5終了時点)
順位 |
チーム |
試合数 |
勝 |
負 |
P |
勝率 |
得S |
失S |
S率 |
1 | WD名古屋 | 24 | 18 | 6 | 51 | 0.75 | 55 | 27 | 2.04 |
2 | サントリー | 24 | 18 | 6 | 50 | 0.75 | 58 | 34 | 1.71 |
3 | 堺 | 24 | 17 | 7 | 51 | 0.71 | 55 | 31 | 1.77 |
4 | パナソニック | 24 | 15 | 9 | 49 | 0.62 | 60 | 36 | 1.67 |
5 | 東レ | 24 | 15 | 9 | 41 | 0.62 | 54 | 41 | 1.32 |
6 | ジェイテクト | 24 | 14 | 10 | 45 | 0.58 | 49 | 35 | 1.40 |
7 | JT広島 | 24 | 13 | 11 | 41 | 0.54 | 50 | 39 | 1.28 |
8 | 東京GB | 22 | 4 | 18 | 11 | 0.18 | 19 | 59 | 0.32 |
9 | 大分三好 | 22 | 3 | 19 | 9 | 0.14 | 15 | 61 | 0.25 |
10 | VC長野 | 24 | 1 | 23 | 6 | 0.04 | 18 | 70 | 0.26 |
※勝利数、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位
※P=ポイント、得S=得セット、失S=失セット、S率=セット率
V1男子順位推移表(2/5終了時点)