ジェイテクトSTINGSの関田誠大が、2月28日(火)に行われた「オンラインバレーボール部 関田誠大編」に登場した。このイベントは、学生が主体的に部活動に取り組めるようになることを目指して㈱STEAM Sports Laboratoryが企画。前回、2月11日(土)に、同チームの西田有志が行ったスパイク編に続き、今回は関田が自身のトスについて解説をするなど、国内外の中高生や指導者などに対し、Zoom上で90分間のオンラインコーチングを行った。
司会者が「よい選手の条件は?」「上達するために必要なことは?」などと参加者に投げかけた質問に対して、中高生たちはそれぞれの視点から回答し、関田も学生時代の体験やアドバイスを話しながらコーチングを進めた。
多くの中高生が参加し、関田にも質問を投げかけた
そして、前回に続き今回も探究型動作解析アプリ「Pre-Post(プレポス)」を使い、中高生の練習、試合時の動画を見ながら、関田がアドバイスを送った。学生から、関田のようなトスを上げるためにはどうすればよいかを聞かれると「ジャンプしてトスを上げるときに、前やななめに跳んだりせず、まっすぐ上に跳ぶことが大事。そのためにもボールの下に入ることが重要」と語った。
「Pre-Post(プレポス)」を用いて、参加した中高生の動画を見ながら関田が解説した
自分で考えながら練習することの大切さに話が及ぶと、関田は「高校時代、自分で考えてプレーした結果、失敗したときに、次にどうするのかということをよく考えた。自分でどうなりたいのか、うまくなりたいという目標を持ってやることが大切」と、自身の高校時代の経験を踏まえて話していた。
最後に関田は「学生の皆さんの声を生で聞いて、アドバイスできるという貴重な体験になりましたし、見られる立場としてもっと頑張ろうと改めて感じました。それぞれ目標は違うけど、お互いに成長して、またお会いしましょう」と、学生たちにエールを送り、コーチングは幕を閉じた。
西田有志が中学、高校生にオンラインコーチング 積極的にコミュニケーションを図る