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今のジェイテクトにサーブを打つなら…? 柳田将洋×西田有志 【月バレ3月号/一撃の極意 BIG SERVER特集】

 

 

好評発売中の『月刊バレーボール3月号』の巻頭で、ジェイテクトSTINGSもとい日本バレーボール界で“ビッグサーバー”の柳田将洋と西田有志の対談が実現。その中で本誌には掲載できなかった内容をお届けします!

 

 

左から西田選手、柳田選手

 

――今のジェイテクトを相手にするとしたら、どんな狙いでサーブを打ちますか?

柳田 もう、かちこみますよね!!

西田 ははは(笑) 絶対、そうスよね!! ジェイテクトは攻撃力がとても高いのですが、守備に関してもフロアディフェンス、サーブレシーブともに我慢してくる。それがコンセプトでもありますが、細かい部分でレシーバー陣がものすごく頑張ってくれています。なので、サーバー側からしても、我慢せざるをえない状況が続くと思います。

 それこそ、狙うなら“人”ですよね(笑) 吹き飛ばすくらいのサーブを打ってCパスにするなど、クイックとパイプ攻撃を必ず消すようにする。ただ結局は、決定力の高いアタッカーが両サイドから打ってくるので、変わらないかも。セッターも関田誠大さんだから、いろんな方面から攻撃を仕掛けてくるだろうし。

柳田 一定以上の崩し方ができないと、あんまり効果がないかな。例えば、ライト攻撃がゆっくりなチームが相手だったら、サーブでBパスくらいにしてブロックで仕留めるイメージができるけれど、ジェイテクトの場合はライト攻撃の展開が早いから。それに、ミドルブロッカーの村山豪が前衛にいたら、縦のクイックもあるから、マークは外せない。

 突破口が見えないね…。だからこそ、しっかりといいサーブを打って攻めるのが前提になるかと。

 

 V・ファイナルステージ進出に向けて、もう負けられないジェイテクト。今週末は3月4日(土)、5日(日)と有明コロシアム(東京)で東京グレートベアーズと連戦を行ないます。

 

 

真逆な二人のサーブ論については、現在発売中の『月刊バレーボール3月号』をチェック!

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柳田将洋

やなぎだ・まさひろ/1992年7月6日生まれ/身長186㎝/最高到達点335㎝/東洋高(東京)→慶應義塾大→サントリーサンバーズ→ビュール(ドイツ)→ルビン(ポーランド)→フランクフルト(ドイツ)→サントリー→ジェイテクトSTINGS/アウトサイドヒッター

 

西田有志

にしだ・ゆうじ/2000年1月30日生まれ/身長186㎝/最高到達点350㎝/海星高(三重)→ジェイテクトSTINGS→ビーボ・ヴァレンティア(イタリア)→ジェイテクト/オポジット

 

取材/坂口功将(編集部) 撮影/長尾里絵

 

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