いよいよ最終章を迎える2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN（Ｖ2女子）のV・レギュラーラウンド。延期となっている1試合を除いて、今週末の3月4日（土）、5日（日）には9チームが最後の試合に臨む。なお最終戦は、群馬銀行グリーンウイングス（2位・15勝3敗）対フォレストリーヴズ熊本（7位・7勝12敗）が激突。3月11日（土）にリモートで開催される予定である。

　先週末までにV・ファイナルステージ進出を決めた上位3チームは、現在の順位順にプレステージ・インターナショナルアランマーレ（1位・16勝2敗）、群馬銀行、ルートインホテルズブリリアントアリーズ（3位・14勝5敗）。5日にはアランマーレと群馬銀行が直接対決を残しているなど、順位はまだ確定していない。最後まで熱戦に期待したい。

　一方の9位以下も、3チームがわずかなポイント差で並ぶ。大野石油広島オイラーズ（9位・3勝15敗15ポイント）、千葉エンゼルクロス（10位・3勝15敗10ポイント）、ヴィアティン三重（11位・3勝15敗9ポイント）はいずれも2試合を残しており、それぞれ一つでも順位を上げるべく、今週末も全力で挑む。中でも大野石油と千葉は、5日に直接対決が予定されている。

　ここで気になる個人賞争いもチェックしておこう。得点王、スパイク賞、ブロック賞ではそれぞれ初めての受賞者が誕生しそうな状況だが、サーブ効果率のランキングでは、昨季サーブ賞の田中瑠奈（群馬銀行）が張瓈文（ルートイン）と激しく競り合っており、目が離せない。またサーブレシーブ成功率では、「もう少しサイドへのフォローに入りたい」と貪欲に話す8年目の鶴ヶ崎佳寿葉（千葉）がここまで安定感を発揮し、4シーズンぶりのサーブレシーブ賞受賞を目前としている。この週末は、ハイレベルな個人技とタイトル争いにもぜひご注目を。

V2女子試合結果一覧（2/26終了時点）

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