髙橋所属のパドヴァ トレンティーノに敗れたもののセリエA残留が決定
- 海外
- 2023.03.06
【Photo:legavolley.it】
髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァはイタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第10節でトレンティーノと現地3月5日(日)にホームで対戦し、1-3(27-25, 22-25, 21-25, 27-29)で敗れた。
第1セットは中盤にOHダビデ・ガルディーニ(イタリア)のブロック、サービスエースなどでブレイクし、先にセットポイントを迎えるがOHアレッサンドロ・ミキエレット(イタリア)のスパイクで追いつかれジュースにもつれこむ。それでも相手にミスが出て、パドヴァは幸先よくセットを先取した。
第2セットはトレンティーノにOHマテイ・カジースキ(ブルガリア)のサービスエースやミキエレットのブロックなどでリードされる展開。パドヴァは終盤にOH髙橋がサービスエースを決めて一矢報いたが、このセットを奪われ、続く第3セットも落としてあとがなくなった。
第4セットはOPドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)のスパイクでリードしたが、カジースキのスパイクで追いつかれると、11-11からミキエレットのサービスエースで逆転されてしまう。しかし、残留争いから抜け出すために1勝、1ポイントでも多く積み重ねたいパドヴァは粘りを見せ、連続ブロックポイントとサーブで逆転し、セットポイントを迎える。しかしトレンティーノも譲らず、カジースキのスパイクでジュースになると一進一退の攻防の末、最後はミキエレットにスパイクを決められて敗れた。
髙橋は全セットにスタメン出場し、チーム2番目の17得点(サーブ1得点、ブロック1得点を含む)、アタック決定率は56%。サーブレシーブ返球率は39%(Aパス返球率22%)を記録した。
残留争いをするターラント(11位)、シエナ(12位)も同日の試合で敗れたため、パドヴァは最終戦の結果を待たずに最下位を免れることが確定。残留を決めた。次戦はレギュラーシーズン最終戦となる後半第11節を現地3月12日(日)18:00【日本時間13日2:00】からピアチェンツァとアウェーで戦う。
※ポジション表記/OH=アウトサイドヒッター、OP=オポジット、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ
髙橋藍 イタリア・セリエA【パドヴァ】 チーム成績・個人成績
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