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髙橋所属のパドヴァ トレンティーノに敗れたもののセリエA残留が決定

髙橋藍【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

【Photo:legavolley.it】

 

 髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァはイタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第10節でトレンティーノと現地3月5日(日)にホームで対戦し、1-3(27-25, 22-25, 21-25, 27-29)で敗れた。

 

 第1セットは中盤にOHダビデ・ガルディーニ(イタリア)のブロック、サービスエースなどでブレイクし、先にセットポイントを迎えるがOHアレッサンドロ・ミキエレット(イタリア)のスパイクで追いつかれジュースにもつれこむ。それでも相手にミスが出て、パドヴァは幸先よくセットを先取した。

 第2セットはトレンティーノにOHマテイ・カジースキ(ブルガリア)のサービスエースやミキエレットのブロックなどでリードされる展開。パドヴァは終盤にOH髙橋がサービスエースを決めて一矢報いたが、このセットを奪われ、続く第3セットも落としてあとがなくなった。

 

 第4セットはOPドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)のスパイクでリードしたが、カジースキのスパイクで追いつかれると、11-11からミキエレットのサービスエースで逆転されてしまう。しかし、残留争いから抜け出すために1勝、1ポイントでも多く積み重ねたいパドヴァは粘りを見せ、連続ブロックポイントとサーブで逆転し、セットポイントを迎える。しかしトレンティーノも譲らず、カジースキのスパイクでジュースになると一進一退の攻防の末、最後はミキエレットにスパイクを決められて敗れた。

 

 髙橋は全セットにスタメン出場し、チーム2番目の17得点(サーブ1得点、ブロック1得点を含む)、アタック決定率は56%。サーブレシーブ返球率は39%(Aパス返球率22%)を記録した。

 

 残留争いをするターラント(11位)、シエナ(12位)も同日の試合で敗れたため、パドヴァは最終戦の結果を待たずに最下位を免れることが確定。残留を決めた。次戦はレギュラーシーズン最終戦となる後半第11節を現地3月12日(日)18:00【日本時間13日2:00】からピアチェンツァとアウェーで戦う。

 

※ポジション表記/OH=アウトサイドヒッター、OP=オポジット、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ

 

髙橋藍 イタリア・セリエA【パドヴァ】 チーム成績・個人成績

 

【次ページ】トレンティーノ戦のハイライト動画やパドヴァの順位を確認する

 

セリエA順位表(3/5終了時点)

順位

チーム

試合数

P

得S

失S

S率

P率

1 ペルージャ 21 21 0 62 63 11 5.73 1.21
2 トレンティーノ 21 13 8 41 51 32 1.59 1.08
3 モデナ 21 12 9 40 47 35 1.34 1.02
4 ルーベ 21 13 8 38 46 33 1.39 1.02
5 ヴェローナ 21 13 8 34 44 38 1.16 1.02
6 ピアチェンツァ 21 10 11 31 42 42 1.00 1.01
7 モンツァ 21 10 11 30 37 43 0.86 0.99
8 ミラノ 21 9 12 27 35 45 0.78 0.99
9 チステルナ 21 8 13 26 38 45 0.84 0.99
10 パドヴァ 21 7 14 18 31 52 0.60 0.91
11 ターラント 21 5 16 16 26 53 0.49 0.95
12 シエナ 21 5 16 15 23 54 0.43 0.87

※P=ポイント、得S=得セット、失S=失セット、S率=セット率、P率=得点率

※ポイント、勝利数、セット率、得点率の順に高いチームが上位

 

 

 

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