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　V・チャレンジマッチ ～2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦～（V1女子・V2女子入替戦）は、アオーレ長岡（新潟県長岡市）で4月9日（日）に2日目の2試合が行われた。岡山シーガルズ（V1）が群馬銀行グリーンウイングス（V2）に勝利して残留に成功。プレステージ・インターナショナルアランマーレ（V2）は昨日に続きヴィクトリーナ姫路（V1）から勝利をあげて、V1女子への昇格権を手にした。

 

　各試合結果とコメントは以下の通り。

 

V・チャレンジマッチ 2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦（2日目）

 

V1岡山はV2群馬銀行に連勝で両者残留

 

岡山シーガルズ（V1・11位） 3-1 群馬銀行グリーンウイングス（V2・2位）

（19-25, 25-11, 25-15, 25-23）

 

　初日はストレートで敗れ、昇格のためには1セットも落とせない群馬銀行。立ち上がりから思い切りのいいコンビで猛攻を仕掛け、第1セット先取に成功した。

　しかし、地力に勝る岡山はこれで落ち着いたか、リベロ城戸陽菜を中心としたレシーブで粘りを発揮。徐々に主導権を取り戻すと、狙いの徹底したサーブから相手の態勢を乱し2セットを連取した。第4セットは好ラリーの連続で、群馬銀行も意地を見せたが、岡山は最後にエース金田修佳が決めて勝負あり。2連勝を飾り、V1残留を果たした。

 

岡山

河本昭義監督

「バレーボールのだいご味と言える部分がレシーブで出せた。試練のシーズンだったがポジティブにとらえて、来季はこの場に立たないようまた頑張りたい」

 

群馬銀行

斎藤真由美監督

「昨日、緊張していた分を選手たちは払しょくし、今日はベストを尽くした。課題と反省はあるがよくやってくれた。また一緒に成長していきたい」

 

V2アランマーレがV1姫路に連勝で悲願の昇格権

 

プレステージ・インターナショナルアランマーレ（V2・1位） 3-0 ヴィクトリーナ姫路（V1・12位）

（25-18, 25-23, 25-17）

 

　初日はフルセットを制して昇格に王手をかけたアランマーレが、勢いを保って2戦目も好スタートを切った。効果的なサーブとブロックで、姫路の得点源セレステ・プラクに思うような仕事を許さず2セットを連取。姫路は一気に土俵際まで追い込まれた。

　第3セットもアランマーレの勢いは止まらない。15-7とリードを許し、姫路は苦しい展開だったが、プラクと対角を組む宮部藍梨が連続得点で流れを引き寄せる。しかし両チームの大応援団が声を限りに選手たちを後押しするなか、15-12からは再びアランマーレが着実に得点を重ね、最後は伊藤摩耶のサーブが決まって歓喜の瞬間を迎えた。

 

アランマーレ

北原　勉監督

「とにかくやった、やりきった。地元（山形県酒田市）のチームとして、これだけ多くの方々に応援されてできた。選手たちだけではなく、その方々の勝利でもある」

 

姫路

宮部藍梨

「ほんとうに多くの方々が駆けつけてくれて、いつも背中を押していただいたのに申し訳ない。この悔しさを忘れずまた一からやり直していければ」

 

1日目の結果

岡山とアランマーレが勝利　V1女子V・チャレンジマッチ試合結果