4年ぶりに開催された「パナソニック旗 第37回全国東西中学生交流バレーボール大会」(以下、東西交流杯/3月25日〔土〕~27日〔月〕)は駿台学園中(東京)が優勝を飾った。そのメンバーの一人、オポジットの関隼翔(せき・はやと)にとって会場の川崎市立橘高等学校(神奈川)は幼少期から縁のある場所だった。
関 隼翔(せき・はやと/駿台学園中〔東京〕3年/身長169㎝/オポジット)
――ご両親が川崎橘高のご出身だそうですね
関 小さい頃からここに連れてきたことがあるとは、両親から聞いていました。自分がしっかりと覚えているのは、小学5年生のときです。両親は2人ともバレーボール部の出身で、羽田野義博先生にあいさつにきたときに一緒に来ました。
――プレーするのは初めて?
関 そうです。両親の存在もあったので、けっこう緊張しました(照れ笑い)。
――城南中(広島)との決勝はいかがでしたか?
関 スパイクがそれほど決まらなかったのですが、サーブレシーブなどで足が動いていたので、そこはよかったと思います。
「スパイクを決めたときがいちばん楽しいです」と④関。伝統のブロックでも貢献する
――この大会に向けては、どんな準備をしてきましたか?
関 春高(全日本高等学校選手権大会)で活躍している選手をまねするなど、イメージを持って練習してきました。真似したのは、東山高(京都)出身の楠本岳選手(天理大3年)です。ライト側から打つスパイクをまねしてみたり、意識していました。
――この春からは3年生です。駿台学園中のレギュラーとしての意気込みを聞かせてください
関 伝統ある学校なので、ユニフォームに重みがあります。自分たちは日本一を目指しているので、3年目はすべての相手を倒すくらいの気持ちで臨んで、日本一になりたいです。
キャプテンの①竹内颯汰と関の2人が「チームの柱」と海川博文監督も評価する
(取材・写真/坂口功将〔編集部〕)
駿台学園中男子が東西交流杯で優勝 65チームが参加し4年ぶりに開催
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