Vリーグ女子の久光スプリングスで長年エースを務め、2度のオリンピックに出場するなど日本代表でも活躍した石井優希が4月15日(土)、自身の現役生活ラストゲームで有終の美を飾った。
この日、チームは2022-23 VリーグのV・ファイナルステージ女子ファイナル4最終戦で東レアローズと対戦。すでにファイナル進出は絶たれていたが、3-0(25-15,25-19,25-23)で勝利し、3位でフィニッシュ。スタメンで出場した石井は持ち味のサーブレシーブで安定感を発揮した。
試合終了直後から目に涙を浮かべた石井は、コートインタビューで「引退はするけれど、いつまでもスプリングスファミリーなので。(チームの)みんなには来シーズン、また新しいメンバーで優勝を目指してほしい。そこにいなくても(自分は)一緒に戦っているので、頑張りましょう」とエールを送った。
石井は就実高(岡山)卒業後の2010/11シーズンから久光でプレーし、Vリーグで6度の優勝に貢献。2017/18シーズンには最高殊勲選手賞に選ばれた。
石井優希コメント
「13年間、久光一筋でプレーしてきて、久光で引退できることが何よりもうれしいです。チームのみんなにも感謝していますし、現役の最後まで足を運んでいただけたことを、バレーボール人生で誇りに思います。
今日は感謝の気持ちを含め、ほんとうに楽しんでやりたいという思いがいちばんにありました。その思いをかみしめながらプレーできましたし、今シーズンの集大成と自分の現役生活を締めくくる試合を勝利できて、とてもよかったです」
2022-23シーズン終了 第3位✨
— 石井 優希 (ISHII YUKI) (@kuu__yuk1) April 16, 2023
とともに現役生活にピリオドを打ちました。支え続けてもらった全ての関係者の方々へ感謝を贈ります🙇♀️💕✨
幸せな現役生活でした!!!
🌸Springs family💚💙 pic.twitter.com/VdVPAw4dHC