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春高2025

2年ぶりのVC長野カップ 松本国際高が失セット0で頂点に

  • 学生
  • 2023.04.19

 

第5回VC長野カップバレーボール大会が、3月18日(土)、19日(日)、上田自然運動公園総合体育館(長野)を中心に行われた。これはV1男子のVC長野トライデンツより大会名をいただき、クラブが掲げる「地域とのつながり」という考えのもと、高校生への指導普及や技能向上を目的として創設された女子の大会。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、今年は2年ぶりに実施され、長野県内から12チームが参加した(所属・学年は当時のもの)

 

 

優勝した松本国際高

 

 1日目は、参加チームを4リーグに振り分けて予選を行い、2日目は1日目の順位を基にデイビジョン1、デイビジョン2の2リーグに分かれ、それぞれで優勝を争った。

 

 デイビジョン1の決勝は松本国際高と下諏訪向陽高が対戦。両校の持ち味が発揮され、白熱した戦いになった。

 第1セット序盤、松本国際高は遠山姫愛(2年)を中心とした攻撃で主導権をつかみ、対する下諏訪向陽高は堀川弥耶(1年)の攻撃で得点を重ねる。中盤は互いに拾っては打ち返す長いラリーが続き、両者の意地がぶつかる戦いとなったが、終盤に山本かれん(2年)の連続サービスエースで突き放した松本国際高が、25-21で第1セットを先取した。

 

 第2セット、序盤の拮抗した戦いから、松本国際高のミドルブロッカー塩原悠菜(2年)のクイックが立て続けに決まり、流れをつかむ。その後もセッター鈴木七海(2年)を中心とした得意のコンビバレーを披露。飯嶋咲希(2年)のAクイックや沢渡夢結(2年)のバックアタックなど攻撃の手を緩めず、得点を重ねた。下諏訪向陽高もリベロの太田奈穂(1年)の執念のレシーブで粘りを見せるが、最後は飯嶋のブロックが決まり、25-18で松本国際高が勝利を収めた。試合終了後、松本国際高のベンチでは、笑顔で喜び合う選手と白澤直敏監督の姿が見られた。

 

 

準優勝の下諏訪向陽

 

 

3位の岡谷東

 

 なお、デイビジョン2では、決勝で小諸商・上田染谷丘高合同チームをフルセットの末に下した野沢北高が優勝した。

 

 

2日間で熱戦が繰り広げられた

 

文・写真提供/VC長野カップ 大久保健司大会委員長

 

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