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春高2025

WD名古屋が7年ぶり2度目のVリーグ優勝 現在のチーム名では初

  • SV男子
  • 2023.04.23

 

 

 V1男子の2022-23 V・ファイナルステージ ファイナルが、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で4月23日(日)に行われ、ウルフドッグス名古屋がサントリーサンバーズを3-0(25-23,25-18,28-26)で下し、7年ぶり(当時は豊田合成トレフェルサ)2度目の優勝を飾った。

 

 WD名古屋はV・レギュラーラウンドを26勝10敗の成績で優勝し、V・ファイナルステージに進出。ファイナル4を2位で通過すると、1戦方式で行われたサントリーとのファイナルを制して栄冠を手にした。WD名古屋は昨年のファイナルでサントリーにゴールデンセットの末に敗れていたが、見事に雪辱を果たした。

 

 両者立ち上がりからオポジットを中心に攻撃を組み立てる。サントリーの主砲ドミトリー・ムセルスキーに対応したWD名古屋が先行するが、サントリーもWD名古屋のバルトシュ・クレクをブロックするなどして接戦に持ち込んだ。しかしWD名古屋は高梨健太のサービスエースなどで抜け出し、追い上げをかわしてセット先取に成功した。

 第2セットも、走るWD名古屋をサントリーが追う展開。中盤には連続ブロックを決めてWD名古屋が引き離しにかかる。サントリーはメンバーチェンジで流れを変えようと試みるがリズムはつかめず、WD名古屋が押し切り優勝に王手をかけた。

 第3セットは序盤から一進一退で点差のつかないまま中盤へ。このセットからスタートで出場している佐藤謙次がクイックを決めてサントリーが一歩リードするが、WD名古屋もクレクがすぐに取り返して競り合いは続く。終盤にはWD名古屋が、レシーブやブロックでムセルスキーを苦しめた永露元稀の活躍などで抜け出し、最後は山崎彰都が打ち切って勝利をもぎ取った。

 

 

■コメント

バルトシュ・クレク主将(WD名古屋)

「言葉に表すのは難しい気持ち。3年間このチームでやってこられて幸せ。昨季どうやって敗れたか覚えているが、サントリーさんのことも尊敬しており、素晴らしいチームだと思っている」

 

高梨健太(WD名古屋)

「最高です。どちらかというと不安の方が大きかったが、試合中チームメートと顔を見合っているうちに思い切ってプレーができた。ファンの皆さんに感謝しています」

 

<23日 V1男子ファイナル試合結果>

ウルフドッグス名古屋 ○3(25-23、25-18、28-26)0● サントリーサンバーズ

 

 

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