世界最高峰のリーグを目指しS-V.LEAGUEの新設を発表
- SV女子
- 2023.04.26
一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は、2024-25シーズンから開始する新リーグの構想について、4月26日(水)に開催した記者会見で発表した。
Vリーグ機構は今年の2月に、2030年までに世界最高峰のリーグを目指す新リーグの方向性などについて発表を行っており、今回は新リーグの概要について説明を行った。
新リーグについて、現行のリーグの上に「S-V.LEAGUE」を新設。クラブライセンスを改定し、競技力だけでなく、組織力や事業力などすべての分野で上位のクラブのみが加盟できるリーグとする。男女ともに最大16チームを想定。
現行のVリーグについては、より地域共生を重視する新リーグへと移行。新たに東西カンファレンス制を導入する。
また、両リーグともホームタウンとの連携を強化、地域社会に貢献し地域とクラブが共生することを目指す。世界最高峰リーグを目指しながら、日本人選手の活躍の場を増やすためにベンチ登録人数や外国籍選手のオンザコート人数など、選手登録や起用ルールの改定についても検討している。
今回発表された「S-V.LEAGUE」と「V.LEAGUE」の新リーグ構想の概要は下記の通り。
■S-V.LEAGUE(エス-ブイリーグ)
<レギュラーラウンド>
【開催期間】
10月中旬~4月上旬
【大会方式】
ホーム&アウェー
週末(土日)を基本とした2試合同一カードの対戦
1クラブ 44試合(将来的には増加)
<プレーオフ>
【開催期間】
4月中旬~5月上旬
【大会方式】
レギュラーラウンド上位クラブ(6~8を想定)によるトーナメント
2戦先勝方式(最大3試合)
ホーム&アウェーとし、レギュラーラウンド上位クラブのホームで開催(ファイナル除く)
■V.LEAGUE
<レギュラーラウンド>
【開催期間】
10月中旬~3月頃
【大会方式】
東西カンファレンス制
※最北東および最南西を本拠地とするクラブから順に、東西が同数となるように分ける
週末(土日)を基本とした2試合同一カードの対戦
1クラブ 20試合以上
<プレーオフ>
【開催期間】
3月頃~4月を想定
【大会方式】
各カンファレス上位クラブによるトーナメント
ホーム&アウェー
充実した試合数を設定
改定後のクラブライセンスは6月に公表され、8月~11月にかけて2024-25シーズンのライセンス申請を受けつける予定。審査は2024年3月まで行われ、審査を通過したクラブには4月にライセンスが交付される。
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