第3回PROGRESS CUPは太宰府U14クラブが連覇 参加した中学男子の全16チーム紹介
- 中学生
- 2023.05.15
中学生世代の男子クラブチームによる「第3回U-14 PROGRESS CUP」が5月5日(金・祝)~7日(日)に笠岡総合体育館(岡山)で行われた。北は岩手、南は大分から全16チームが集って争われ、太宰府U14クラブ(福岡)が決勝でWOLFDOGS名古屋U-14(愛知)を2-0(22-20,21-19)で下し、第1回大会に続く連覇を果たした。(第2回大会はU-13のカテゴリーで実施)
ここでは参加した16チームを紹介する。(取材・写真/坂口功将〔編集部〕)
<決勝戦の様子>
◆太宰府U14クラブ(福岡)…優勝
昨年4月に行われた第1回大会で優勝した“初代PROGRESS CUPチャンピオン”。代替わりをして新チームで臨んだ昨年末の第2回大会では準優勝に終わったが、そこで「僕たちは粘りのチームなのに、全然レシーブが拾えていなかった」と大久保龍之介キャプテンは再確認し、練習に励んできた。その成果を発揮しつつ、エースの池田光喜がパワフルなアタックで得点を重ね、見事に優勝を飾った。
<エースの⑪池田は大会MVP選出について「チームのために頑張った結果です」と語った>
◆WOLFDOGS名古屋U-14(愛知)…準優勝
Vリーグのウルフドッグス名古屋のジュニアチームで、昨年夏のVリーグジュニア選手権では優勝に輝いた実績を持つ。現在の新チームではエースの福島諒(185センチ/上写真)を筆頭に、富田レオン(189センチ)、福谷政宗(190センチ)と大人顔負けの高身長選手がずらり。「今大会で負けたチームに次は勝てるように、全員で頑張っていきます」と福島。
<Vリーグジュニア選手権や全国ヤングクラブ男女優勝大会などで今年は本命視されそう>
◆パンサーズジュニア(大阪)…第3位
Vリーグのパナソニックパンサーズのジュニアチームで、OBには男子日本代表の大塚達宣がいる。サウスポーエースの宗助飛空が力強いアタックで得点を重ね、今大会では準決勝進出を果たした。「みんなでしっかりと盛り上がって戦えたことはよかったですが、まだ出だしが課題なので修正したいです」とセッターの森本善斗キャプテン。
<サウスポーエースの宗助も懸命にボールに食らいつく>
◆福岡PROCEED.VBC(福岡)…第3位
新山明(写真①)と岩野泰雅のダブルエースは破壊力抜群。今大会では準決勝で岩野が負傷したが、それでも新山が高い決定力を見せて、WD名古屋U-14の高いブロックを何度もこじあけた。敗れて涙した新山だったが、「今回のように誰かが抜けたとしても次に入る選手で補えるように、一からチームをつくっていきたい」と意気込んだ。
<1年生ながらガッツを見せた⑧原田聖絆は「足を引っ張るのではなく、チームを引っ張れるようになりたい」と意気込む>
>>><次ページ>大会ベスト8以下ののチームを紹介