V1男子の東京グレートベアーズは、真保綱一郎監督が契約満了に伴い、退団することを5月16日(火)に発表した。また、17日(水)には張秉龍も契約満了に伴って退団することが発表された。東京GBは4月にも退団選手を発表しており、追加発表。
真保監督は海外クラブやVリーグでコーチや監督を歴任した後、2019年からFC東京の監督に就任。2022年にはFC東京の活動休止に伴い、チーム全体の譲渡先となった東京GBの初代監督に就任した。チーム始動後、最初のシーズンとなった2022-23シーズンは天皇杯でベスト4に進出するなどの成績を残した。
張は中国のチームを経て2022年に入団。張にとって海外初挑戦となった2022-23シーズンは、高さとパワーを兼ね備えたプレーでチームに貢献し、V・レギュラーラウンドで32試合に出場した。
退団監督、選手の詳細とコメントは下記の通り。
■真保綱一郎(しんぼ・こういちろう)
監督/1972年4月11日生まれ/神奈川県/駒澤大
▼コメント
東京グレートベアーズは、最初のシーズンでバレーボール界に大きなインパクトを与えました。東京体育館、有明コロシアム、代々木第二体育館など、最高の舞台において多くのバレーボールファンの前でプレーできることは、選手冥利に尽きます。選手やスタッフにとってエネルギーを注入され、同時に責任も生まれる素晴らしい舞台は、最高の強化策になると強く感じています。バレーボールファンの皆さま、今後も東京グレートベアーズのサポートをよろしくお願いいたします。
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■張秉龍(ジャン・ビンロン)
アウトサイドヒッター/身長197cm/1994年9月11日生まれ/中国出身/北京BAIC男子バレーボールクラブ→天津男子バレーボールクラブ→上海金色年華男子バレーボールクラブ
▼コメント
初めての海外移籍で、東京グレートベアーズという素晴らしいチームでプレーできたことは大変光栄に思っており、自分のスポーツ人生の中で貴重な経験になりました。短い1年間でしたが、チームスタッフ、チームメート、関係者、そしてファンの皆さんに支えられ、大変有意義な1年間を過ごせたことを心から感謝しております。ありがとうございました。
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