ジェイテクト 柳田将洋、西田有志、陳龍海の退団とフェデリコ・ファジャーニ監督の退任を発表
- SV男子
- 2023.05.26
V1男子のジェイテクトSTINGSは、柳田将洋、西田有志、陳龍海が契約満了に伴い、5月31日をもって退団することを5月26日(金)に発表した。ジェイテクトは、4月にも退団選手を発表しており、追加発表。また、フェデリコ・ファジャーニ監督がアドバイザー就任に伴い、2022-23シーズンをもって監督を退任することもあわせて発表された。
海外クラブでのプレーを経て、2020年にサントリーでVリーグに復帰した柳田は、リーグ2連覇に貢献した後、2022年にジェイテクトへ移籍。2022-23シーズンはバックアタック決定率でトップを記録するなど高い技術力を見せた。昨年行われた天皇杯で優勝に大きく貢献し、自身も最高殊勲選手に選ばれた。また、今年度は2年ぶりに日本代表に復帰している。
西田は高校卒業後に入団し、チームの優勝時は最高殊勲選手賞を獲得するなどの活躍を見せた後、イタリアのチームに移籍。1シーズンを過ごし、2022年にジェイテクトへ復帰した。2022-23シーズンは、途中で体調不良による離脱もあったが、持ち味である力強いスパイクとサーブを武器にチームに貢献した。
中国代表経験がある陳は、2021年に入団。2022-23シーズンは、身長203cmの高さを生かしたプレーでV・レギュラーラウンドで32試合に出場し貢献した。
退団選手、退任監督の詳細とコメントは下記の通り。
【退団選手】
■柳田将洋(やなぎだ・まさひろ)
アウトサイドヒッター/身長186cm/1992年7月6日生まれ/東京都出身/東洋高→亜慶應義塾大→サントリー→ビュール(ドイツ)→ルビン(ポーランド)→フランクフルト(ドイツ)→サントリー
▼コメント
1シーズンという非常に短い期間ではありましたが、スタッフ、チームが一つの目標に向かって一日一日を必死に活動していくなかで私自身たくさんの経験をさせていただきました。これからはネットを挟んで相見える形にはなりますが、プロバレーボーラーとして今回の決断に恥じぬプレーをお見せできますよう、引き続き精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
■西田有志(にしだ・ゆうじ)
オポジット/身長186cm/2000年1月30日生まれ/三重県出身/海星高→ジェイテクト→ビーボ・ヴァレンティア(イタリア)
▼コメント
今シーズン、自分としてはチームに迷惑をかけてしまって悔しいシーズンとなりました。しかしながら、自分にできることに徹した結果、天皇杯優勝に貢献できました。皆さまに支えられながら戦ったシーズンとなったことを、とても感謝しております。
■陳 龍海(チェン・ロンハイ)
ミドルブロッカー/身長203cm/1991年3月29日生まれ/安徽省出身/上海体育職業学院→上海大→上海クラブ
▼コメント
皆さんと一緒に仕事ができたことに感謝しています。ジェイテクトはとてもいいチームであり、皆さんと一緒に仕事をした時間は一生忘れることのない貴重な経験です。
※退団選手のコメント全文はこちら
【退任監督】
■フェデリコ・ファジャーニ(FAGIANI Federico)
監督/1991年8月19日生まれ/イタリア出身
▼コメント
これまで関わった選手やスタッフ、ジェイテクトの皆さまから多くのことを学び、在籍した5年間で大変成長することができました。ファンの皆さま、長年にわたる素晴らしいサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。私は日本が大好きです。ありがとうございました。
※退任監督のコメント全文はこちら
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