V1男子のサントリーサンバーズは、荻野正二アンバサダーが5月31日(水)付で退職し、6月より韓国Vリーグ男子の安山OK金融グループ・ウッメンの監督に就任することを5月29日(月)に発表した。
荻野氏は高校卒業後にサントリーサンバーズへ入団。Vリーグではレシーブやサーブで個人賞を受賞するなど、攻守にバランスのとれたプレーヤーとしてチームの優勝に貢献。日本代表としてはバルセロナと北京、2度のオリンピックに出場した。現役引退後は、サントリーでヘッドコーチや監督を務め、天皇杯や黒鷲旗でチームを優勝に導いた。2020年からはアンバサダーとしてファン獲得やバレーボール競技者の裾野を広げることを目的とした普及や周知活動に携わっていた。
なお韓国Vリーグでは、来季からアジア枠を設けることに伴い4月にトライアウトとドラフトを開催。パナソニックパンサーズに所属していた大竹壱青と伊賀亮平がトライアウトに参加した。大竹がソウル・ウリカード・ウリWONから、伊賀が水原韓国電力ビクストームからそれぞれ指名を受け、入団する予定となっている。
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