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女子日本代表はVNL初戦でドミニカ共和国に勝利 新メンバーも躍動

 

 

【Photo:FIVB】

 

 ネーションズリーグ(VNL2023女子予選ラウンドは530日(火)に日本とトルコで初日を迎えた。日本(FIVBランキング6位)は日本ガイシホール(名古屋市)での初戦でドミニカ共和国(同9位)と対戦し、3-1で勝利を飾った。

 

 代表初選出のミドルブロッカー荒木彩花、リベロ西村弥菜美がそろってスタメンに名を連ね、荒木の対角には188cmの入澤まいが入った。

 高さと破壊力を秘めたドミニカ共和国に対し、立ち上がりからやや硬さの見られる日本は苦しい展開。連続でブロックに捕まり、2-8とリードを許した。しかし徐々にリズムをつかんで点差を詰め、16-18からは荒木のクイックやブロックも決まり連続得点。20-18と逆転に成功すると、そのまま競り合いを制してセットを先取した。

 ディフェンスが機能し始めた第2セットは、相手ミスもあって8-2と大きくリード。井上愛里沙の連続得点に加えて入澤のブロックも決まり、押しきってセット連取に成功した。

 

 コートチェンジして迎えた第3セットは一進一退の展開。終盤には身長201cm、ブライエリン・マルティネスに連続サービスエースを許すなどわずかに及ばず、このセットを落とした。しかし引きずることなく第4セットは7-2と好スタートを切ると、ラリーでも粘りを発揮。古賀紗理那主将のバックアタックが続けて決まるなど、流れを渡すことなくマッチポイントへ到達すると、最後は途中出場の田中瑞稀が、レフトからストレートに打ち込んで25点目をものにした。

 

ネーションズリーグ2023女子予選ラウンド

1週名古屋大会

日本(FIVBランキング6位) 3-1 ドミニカ共和国(FIVBランキング9位)

25-23, 25-18, 22-25, 25-15

 

日本の第1セットスターティングメンバー

関、古賀、荒木、林、井上、入澤、リベロ西村

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

古賀 23得点(アタック21得点、ブロック1得点、サーブ1得点)

井上 17得点(アタック15得点、ブロック2得点)

荒木 13得点(アタック10得点、ブロック2得点、サーブ1得点)

 

■日本の次戦(予選ラウンド第2戦)

62日(金)1940

対戦相手:クロアチア(FIVBランキング27位)

 

■次戦のテレビ放送予定

BS-TBS 62日(金)19:30

 

 今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出する。

 

記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

 

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