V1男子の堺ブレイザーズは深津旭弘と山本智大が契約満了に伴い、5月31日(水)をもって退団することを同日に発表した。
深津は大学卒業後の2010年にJTサンダーズ(現・JTサンダーズ広島)へ入団。安定したトスワークとサーブを武器に活躍し、2020-21シーズンにはVリーグ通算230試合出場を達成。Vリーグ栄誉賞を受賞した。2021年に堺へ入団すると、2022-23シーズンにはVリーグで日本人選手トップ(全体6位)のサーブ効果率を記録した。昨年、3年ぶりに日本代表に復帰。AVCカップの準優勝に貢献し、自身もベストセッターに選ばれた。
山本は大学卒業後の2017年にFC東京へ入団。1シーズンを過ごした後、2018年に堺へ入団、安定感のある守備でチームを支えた。2019年から日本代表に選ばれ、オリンピックやワールドカップ、世界選手権など多くの国際大会に出場している。
なお、今年度も日本代表に選出されている両選手だが、今後については未定となっている。
退団選手の詳細とコメントは下記の通り。
■深津旭弘(ふかつ・あきひろ)
セッター/身長183cm/1987年7月23日生まれ/愛知県出身/星城高→東海大→JT広島
▼コメント
自分を温かく迎え入れていただいた千葉監督、ブレイザーズの皆さま、サポーターの皆さま、ほんとうにありがとうございました。ブレイザーズの一員としてプレーできた2シーズンは、楽しく、かけがえのない素晴らしい時間でした。皆さまに深く感謝します。
■山本智大(やまもと・ともひろ)
リベロ/身長171cm/1994年11月5日生まれ/北海道出身/とわの森三愛高→日本体大→FC東京
▼コメント
5シーズンという短い期間でしたが、ありがとうございました。なかなかよい結果を残すことはできませんでしたが、ブレイザーズでバレーボールをできたことをうれしく思います。事務所、スタッフ、選手、そしてサポーターの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。また皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
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