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女子日本代表はブルガリアをストレートで下しVNL開幕3連勝

 

 

【Photo:FIVB】

 

  ネーションズリーグ(VNL2023女子予選ラウンド第1週大会5日目の63日(土)、日本(FIVBランキング6位)はブルガリア(同16位)に3-0で勝利。会場の日本ガイシホール(名古屋市)は開幕3連勝に沸いた。

 

 日本はこれまでの2戦と同じメンバーでスタート。第1セットは中盤まで一進一退で、お互いに流れの行き来する展開で進んだ。しかし日本は16-16から相手ミスでリードを奪うと、入澤まいが高い打点から放つサーブでブルガリアを苦しめる。チャンスボールをもらって古賀紗理那主将が強打を決めれば、荒木彩花は冷静にダイレクトスパイクを打ち込んで連続得点。これで勢いに乗ると、その後も関菜々巳のサーブで揺さぶって突き放し、セットを奪った。

 

 第2セットは序盤、ブルガリアにミスが出て5-1と日本が先行。リズムをつかみたいブルガリアは、途中からリベロやセッターを含めて大幅に選手を入れ替える。結果的に16-9から18-15まで追い上げを許したが、日本も2枚替えから入った和田由紀子がサービスエースを決めるなど、終盤に連続得点を繰り返してセットをものにした。

 

 第3セットは立ち上がりで古賀主将の攻撃が封じられて0-3と苦しんだが、林琴奈が流れを切ると、古賀主将のサーブから一気に5-3と逆転。しかし勢いに乗り切れず、お互いに連続得点を重ねながらも主導権を握ることはできない。

 試合が動いたのは15-15から。林のスパイクでサーブ権を奪うと、荒木がサービスエースを決めてブレイク。さらに入澤と林の2枚ブロックや相手ミスでリードを広げた。ペースをつかんだ日本は安定感を発揮し、最後は井上愛里沙がバックアタックで25点目を決めた。

 

バレーボールネーションズリーグ2023女子予選ラウンド

1週名古屋大会

日本(FIVBランキング6位) 3-0 ブルガリア(FIVBランキング16位)

25-20, 25-17, 25-19

 

日本の第1セットスターティングメンバー

関、古賀、荒木、林、井上、入澤、リベロ西村

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

井上 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)

古賀 13得点(アタック11得点、ブロック2得点)

林  11得点(アタック10得点、ブロック1得点)

 

■日本の次戦(予選ラウンド第4戦)

6月4日(日)19:10

対戦相手:中国(FIVBランキング5位)

 

■次戦のテレビ放送予定 

BS-TBS 64日(日)19:00

TBS地上波 64日(日)25:58~(放送は一部地域を除く)

 

今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出。日本は次戦、64日に予選ラウンド第4戦で世界ランク5位の中国と対戦する。

 

世界ランキングは試合前時点

 

 

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