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春高2025

女子日本代表はVNL第2週ブラジル大会初戦でセルビアにフルセットの惜敗

  • 女子日本代表
  • 2023.06.14

 

 

【Photo:FIVB】

 

 ネーションズリーグ(VNL2023女子予選ラウンドは第2週に突入。現地613日(火)にブラジル大会の初日を迎え、日本(FIVBランキング7位)はセルビア(同5位)と対戦し、2-3で敗れて通算成績を32敗とした。

 

 セルビアは第1週こそ未勝利と振るわなかったが、昨年の世界選手権を制した強豪。第1セット序盤は日本のミスやセルビアのブロックもあってリードを許した。しかし古賀紗理那主将のサーブから連続得点に成功。サービスエースも決めて12-9と逆転すると、荒木彩花の強打で引き離した。セルビアはメンバーチェンジで反撃を試みるも、日本は関菜々巳のサービスエースで23-15、押し切ってセットを先取した。

 

 第2セットはセルビアの高いブロックやフェイントに苦しみ、3-8と再び追う展開。井上愛里沙のブロックや古賀主将の奮闘もあって逆転に成功したが、14-11から再び逆転されて競り合いが続いた。柴田真果と和田由紀子が入る2枚替えや、山田二千華の投入などでも連続得点を奪うことができず、終盤にはサーブで崩されてセットを落とした。

 

 第3セットは日本が先行。このセットはスタートから出場した山田がブロックやサービスエースで活躍し、荒木のブロックで9-3と突き放す。強力な攻撃も思うように決まらないセルビアはミスが増えて、日本は主導権を渡さない。終盤には石川真佑がリリーフサーバーでコートに立つなど、危なげなくセットを取り返した。

 序盤から一進一退となった第4セットは、中盤に連続得点を奪われて苦しい展開。柴田と和田の入る2枚替えでも流れは止められず、ラリーで奮闘するもセットを失い、勝負は最終第5セットへ。

 

 田中瑞稀をスタートから投入した第5セットは、5-5まで競り合ったものの、そこから1本決めることができず、5-12までセルビアに走られてしまった。結果的に敗れはしたが、5-11から古賀主将に代わってコートに入った石川がレフトから4連続でスパイクを決めるなど、粘りを発揮した。

 

バレーボールネーションズリーグ2023女子予選ラウンド

2週ブラジル大会

日本(FIVBランキング7位) 2-3 セルビア(FIVBランキング5位)

25-16, 20-25, 25-16, 20-25, 10-15

 

日本の第1セットスターティングメンバー

関、古賀、入澤、林、井上、荒木、リベロ西村

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

古賀 21得点(アタック19得点、ブロック1得点、サーブ1得点)

井上 18得点(アタック16得点、ブロック1得点、サーブ1得点)

  12得点(アタック12得点)

 

■日本の次戦(予選ラウンド第6戦)

6月15日(木)現地時間17:30(日本時間翌5:30

対戦相手:韓国(FIVBランキング26位)

 

■次戦のテレビ放送予定 

BS-TBS 616日(金)21:00

 

 今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出。日本は次戦、現地615日にFIVBランキング26位の韓国と対戦する。

 

※FIVBランキングは試合前時点

 

 

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