【Photo:FIVB】
ネーションズリーグ(VNL)2023女子予選ラウンド第2週ブラジル大会3日目の現地6月15日(木)、日本(FIVBランキング7位)は韓国(同27位)と対戦し3-0で勝利。通算成績を4勝2敗とした。
韓国は試合前の時点で5戦全敗、今大会でまだセットを獲得していないが、徐々にチームはかみ合いつつある。日本は石川真佑や山田二千華に、代表初選出の目黒優佳も加えたメンバーでスタートした。第1セットは井上愛里沙の連続サービスエースなどで抜け出すと、レシーブから関菜々巳のトスワークも光って徐々に点差を広げ、途中出場の和田由紀子もポイント。最後は井上が決めてセットをものにした。
第2セットは山田のブロックなどで序盤からリード。韓国は次々とメンバーチェンジを行い、コート内のほとんどを入れ替えて対抗するが、日本は井上のサービスエースや石川、荒木の強打で攻撃の手を緩めない。セット中盤からは田中瑞稀、渡邊彩、柴田真果、和田らを送り込むと、サーブで主導権を握り安定した試合運びを展開。危なげなくセットを連取した。
コートの水滴トラブルでやや間が開いたが、集中力を切らすことなく挑んだ第3セット。一進一退の展開から、石川が連続サービスエースを決めて10-8とし、荒木もブロックで追加点。韓国も粘りを見せるが、セット中盤からは和田と古賀紗理那主将がコートに入り、少しずつリードを広げた。20点以降は和田の強打やサービスエースで突き放し、山田のクイックで25点目。勝利を手にした。
■バレーボールネーションズリーグ2023女子予選ラウンド
第2週ブラジル大会
日本(FIVBランキング7位) 3-0 韓国(FIVBランキング27位)
(25-18, 25-13, 25-19)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、荒木、林、井上、山田、リベロ目黒
■日本のトップスコアラー(上位3人)
井上 12得点(アタック9得点、サーブ3得点)
石川 11得点(アタック9得点、サーブ2得点)
山田 11得点(アタック9得点、ブロック2得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第7戦)
6月16日(金)現地時間14:00(日本時間翌2:00)
対戦相手:ドイツ(FIVBランキング12位)
■次戦のテレビ放送予定
BS-TBS 6月17日(土)19:00~
今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出。日本は次戦、現地6月16日にFIVBランキング12位のドイツと対戦する。
※FIVBランキングは試合前時点
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