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春高2025

昨年度インターハイ女王の金蘭会が本戦へ前進 大阪国際滝井・大阪国際、昇陽、清風もベスト4リーグで先勝【インターハイ大阪予選】

  • 学生
  • 2023.06.18

 

令和5年度春季大会兼大阪高校選手権大会兼全国高校総合体育大会 大阪地区2次予選の6回戦とベスト4リーグの1試合目がパナソニックアリーナ(男子)、枚方市立総合スポーツセンター(女子)で6月17日(土)に行われた

 

オールラウンドな活躍を見せるルーキー馬場(金蘭会)

 

【インターハイ大阪府予選(女子)フォトギャラリー(23枚)】

 

 女子は昨年度インターハイ女王の金蘭会高が本戦出場へ一歩前進した。

 

 左すねの骨折を繰り返し、現在はジャンプ系の練習を控えているエース上村杏菜が、今大会はリベロ登録。それでも、今季のこれまでの戦いと同じくスタメンを固定せずに戦った。

 

 6回戦の大阪緑涼高戦では、第1セットから第2セットに馬場柚希をミドルブロッカーからアウトサイドヒッターに、セッターを花岡千聡から中川さつきにスイッチ。続くベスト4リーグの城南学園高戦でも同じくセット間にセッターを替えた。高さのある布陣で圧倒し、両試合ともストレート勝ち。それでも、池条義則監督は「センターとセッターがちょっと不安ですね」と奮起を促した。

 

 昨年度のベスト4リーグ初戦は四天王寺高に敗戦。2日目に連勝して切符をつかんだ。池条監督は「最後(ベスト4リーグ、大阪国際滝井・大阪国際高対四天王寺高戦)もすごくいい試合やったので。勝ったからといってほっとしないように」と引き締めた。

 

 金蘭会高と同じくベスト4リーグ初戦(対四天王寺高)で勝利したのが大阪国際滝井・大阪国際高。粘り強い守りから川端梨沙、三林美湖の両アウトサイドヒッターがスパイクを決め、第1、第2セットともに25-23と接戦をものにした。昨年度は全国大会出場を逃しており、2021年度の春高以来の大舞台を目指す。

 

 

四天王寺高との接戦を制した大阪国際滝井・大阪国際高

 

 昨年度のインターハイ出場校である四天王寺高は、その舞台を知る中曽舞と近藤さらの両エース、同じく春高出場校の城南学園高は、西碧月らを軸に2戦目からの巻き返しを目指す。

 

 男子は昇陽高、近畿大附高、常翔学園高、清風高がベスト4リーグに進出した。1試合目では昨年度の代表校で、今年3月の全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)で優勝した昇陽高が、近畿大附高にストレート勝ち。また、清風高も常翔学園高をストレートで下した。

 

 岸和田市総合体育館にて18日(日)にベスト4リーグの残り2試合を行い、男子は1枠、女子は2枠ある本戦出場権を懸けて戦う。

 

17日の試合結果​
女子

6回戦
金蘭会 2(25-17,25-8)0 大阪緑涼

城南学園 2(29-27,25-21)0 関西大一
四天王寺 2(25-18,25-22)0 履正社
大阪国際滝井・大阪国際 2(25-19,26-24)0 建国

ベスト4リーグ
1試合目
金蘭会 2(25-15,25-18)0 城南学園
大阪国際滝井・大阪国際 2(25-23,25-23)0 四天王寺

 

男子

6回戦
昇陽 2(25-8,25-15)0 桃山学院
近畿大附 2(25-23,25-22)0 大阪産大附

常翔学園 2(23-25,25-23,25-17)1 興國
清風 2(25-21,25-11)0 星翔


ベスト4リーグ
1試合目
昇陽 2(25-20,25-18)0 近畿大附
清風 2(25-12,25-20)0 常翔学園

 

文・撮影/田中風太(編集部)

 

 

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