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春高2025

男子は松本国際高が連覇 女子は福井工大附福井が5大会ぶりの優勝【北信越大会レポート】

  • 学生
  • 2023.06.26

 

令和5年度北信越高等学校体育大会第59回北信越高等学校選手権大会が6月17日(土)〜18日(日)に富山市総合体育館(富山)ほかで行われた。男子は松本国際高(長野)、女子は福井工大附福井高(福井)が優勝した。男女決勝の模様を振り返る

 

 

男子優勝の松本国際高©(株)プロフォトサニー

 

エース德留を軸に松本国際高が長野対決を制す

 

 男子決勝は松本国際高と岡谷工高(長野)が対戦。インターハイ県予選の雪辱に燃える岡谷工高が、大型セッター竹松魁柊から繰り出される高さのあるクイックを軸に序盤からリードし、そのまま点差を広げて25-17で第1セットを奪った。

 

 第2セット序盤はブロックが決まった松本国際高が勢いに乗る。さらに、椿大和のライト攻撃で得点を重ねたが、終盤に春日虎太郎にシャットアウトされ、岡谷工高に同点に追いつかれる。だが、最後は德留巧大のバックアタックが決まり、25-23で第2セットを取り返した。

 

 最終第3セット、岡谷工高は3枚ブロックで相手の攻撃を止めにかかったが、德留のコースを狙ったスパイクを抑えきれない。負傷によりコートを離れていた竹松が復帰してからは一進一退の展開を見せたが、最後は安定した攻撃力を見せた松本国際高が25-22でセットを連取。2年連続11回目の優勝を飾った。

 

 

福井工大附福井高が東京都大塩尻高の連覇を阻止

 

 東京都市大塩尻高(長野)の4連覇か、福井工大附福井高の雪辱か。決勝は3年連続で同じカードとなった。

 

 第1セット序盤は福井工大附福井高が3点リードするも、連続ミスで同点に。その後は両者譲らなかったが、古澤瑞穂のジャンプサーブで福井工大附福井高が均衡を破る。さらに、エース仙道流華のスパイクで流れを引き戻して5点リード。前回女王の東京都市大塩尻高も中澤柚月、市川早彩の猛攻で1点差に詰め寄ったが、福井工大附福井高はこのセット10得点の仙道にボールを集め、25-20でセットを先取した。

 

 第2セット、勢いに乗った福井工大附福井高は宮本栞奈の連続得点などで6点差をつける。東京都市大塩尻高は、途中交代の大木愛唯の活躍で流れを変えたかに見えたが、福井工大附福井高は源内美玖乃の高いブロックで寄せつけない。その後も点差は縮まらず、最後は古澤の一撃で福井工大附福井高が5大会ぶり4回目の優勝を手にした。

 

 

女子優勝の福井工大附福井高©(株)プロフォトサニー

 

文/富山県高体連バレーボール専門部

写真提供/(株)プロフォトサニー

 

【北信越大会男女トーナメント表を見にいく】

 

 なお、8月に北海道で行われるインターハイへの出場を決めた北信越ブロックのチームは以下の通り。

北信越ブロック インターハイ代表校

県名

男子

女子

長野

松本国際

東京都市大塩尻

新潟

東京学館新潟

長岡商

富山

高岡一

富山一

石川

石川県工

金沢商

福井

福井工大附福井

福井工大附福井

 

 

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