【Photo : FIVB】
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023男子予選ラウンド第3週フィリピン大会で日本(FIVBランキング6位)は第11戦でイタリア(同2位)と対戦し1-3で敗れ、今大会初黒星を喫した。
日本は髙橋(藍)に代わって大塚がスタメン出場。第1セット、日本は西田のバックアタックや大塚、石川のアタックで得点を重ねイタリアと互角の攻防を繰り広げる。点差が開かないままジュースに突入したが、27-27からイタリアにサービスエースとブロックを決められてセットを落とした。
第2セットは小野寺のクイックや西田のサービスエースで4-1とリード。12-9の場面で再び西田、18-15から石川のサービスエースが決まる。先にセットポイントを迎えた日本だったが、イタリアの猛追によって再びジュースに突入。最後はイタリアのスパイクを拾いきれずセットを奪われた。
日本の第3セットは大塚のパイプ攻撃などで攻めるが、日本にミスが出てイタリアに5-8とリードを許す。しかし、大塚のスパイクで追い上げると、イタリアにミスが出て12-12の同点に。さらに14-14の場面で小野寺がサービスエースを決めて、逆転に成功した日本は、小野寺のクイック、西田のバックアタックでさらにリードを広げる。またもイタリアの追い上げにあうが、石川のブロックで流れを止めると、最後も石川が決めてセットを奪い返した。
第4セットは西田のフェイント攻撃や石川のブロックによる連続得点で8-5とリード。中盤、ミスが出てイタリアに1点差にまで迫られるが、日本は連続得点で再び3点差へと広げる。しかし、再び追い上げられブロックによる連続得点で逆転されると、流れを止めることができず、最後はイタリアにブロックを決められて敗れた
■バレーボールネーションズリーグ2023男子予選ラウンド
第3週フィリピン大会
日本 1-3 イタリア
(27-29,26-28,25-23,20-25)
■日本の第1セットスターティングメンバー
石川、山内、西田、大塚、小野寺、関田、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位3人)
石川 21得点(アタック17得点、ブロック3得点、サーブ1得点)
西田 20得点(アタック16得点、ブロック1得点、サーブ3得点)
大塚 15得点(アタック15得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第12戦)
7月9日(日)現地時間19:00(日本時間20:00)
対戦相手:ポーランド(FIVBランキング1位)
※FIVBランキングは7月8日試合前時点
■次戦のテレビ放送・配信予定
BS-TBS 7月9日(日)19:30~
U-NEXT 7月9日(日)20:00~
今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出する。日本はすでにファイナルラウンド進出が決定している。
山内、小野寺それぞれ3本のブロック 男子日本代表は合計12本のブロックでオランダを突き放し10連勝
男子日本代表 中国とフルセットの激戦を制して9連勝でファイナルラウンド進出を決定
男子日本代表 第3週フィリピン大会出場メンバー石川祐希ら14人を発表
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